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■【ＷＷＥレッスルマニア】スティングとトリプルＨがついに和解の握手
当地のリーバイス・スタジアムでＷＷＥ年間最大の祭典「レッスルマニア３１」で、
ある意味、祭典最大の注目となったスティング対悪の権力者トリプルＨの一騎打ちは、
１９９０年代にタイムスリップしたような軍団抗争が実現した。
殿堂入りしたアーノルド・シュワルツェネッガーのアナウンスで登場したトリプルＨは
「ターミネーター」を意識したロボットのような鉄のよろいを着て登場。
一方のスティングは和太鼓の演奏を背にリングインした。
流れが急転したのは７分過ぎだ。トリプルＨのピンチに、ＷＷＥ史上もっともイカした軍団
ＤＸのメンバーだったビリー・ガン、ジェシー・ジェイムス、Ｘパックらが救出に駆け付けたのだ。
こうなるとスティング側も黙ってはいない。何とＷＣＷ時代に世界的ブームを巻き起こした
ｎＷｏ軍の仲間、ハルク・ホーガン、ケビン・ナッシュらがリングイン。
１９９５年から２００１年まで繰り広げられたＷＷＥ（旧ＷＷＦ）「マンデー・ナイト・ロウ」と
ＷＣＷ「マンデー・ナイトロ」による視聴率戦争さながらの豪華な顔触れが揃った。
さらにはトリプルＨがピンチになると親友のショーン・マイケルズが救出に入り、
スティングのアゴにスイート・チン・ミュージックを一撃。
大混乱の末、トリプルＨがスレッジハンマーを折られながらも、
先端でスティングの頭をブン殴って勝負を決めた。
試合後にＤＸのメンバーに囲まれたトリプルＨは、スティングと和解の握手。
ＷＣＷの崩壊から１５年、怨敵同士が魂を通わせ合った瞬間だった。
ソース：URLﾘﾝｸ(www.tokyo-sports.co.jp)