15/03/17 23:00:20.53
☆エルトン・ジョンとD&G、体外受精巡り非難の応酬
イタリアのファッションブランド、ドルチェ&ガッバーナ(D&G)を展開するデザイナーの体外受精に対する発言を巡り、
英歌手エルトン・ジョンさんがD&G製品のボイコット運動を呼びかけた。両者はソーシャルメディアで非難の応酬を続けている。
発端はD&Gのステファノ・ガッバーナさんとドミニコ・ドルチェさんが、イタリア誌パノラマに掲載されたインタビューの中で、
体外受精で生まれた子どもを「借り物の」子宮から生まれた「合成児」と形容したことだった。
2人は「化学の子どもはいらない。生命には自然の流れがあり、手を加えてはいけない物事が存在する」と主張、
「極めて伝統的な価値観をもつ昔ながらの家族の関係の重要性」を説いている。
この発言に反発してジョンさんが15日、D&G製品のボイコットを宣言した。ジョンさんは夫のデービッド・ファーニッシュさんとの間に体外受精で生まれた2人の子どもがいる。
インスタグラムの投稿で「私の可愛い子どもたちを『合成』呼ばわりするとは。
体外受精は異性愛者にとっても同性愛者にとっても、愛する人たちが子どもを持ちたいという夢をかなえる奇跡だ。よく知りもせず論評する恥を知れ」とかみつき、
「あなたの古めかしい考え方は、あなたのファッションと同じで時代遅れだ。もう絶対にD&Gは着ない」と宣言した。
一方、ガッバーナさんは「発言の自由」を強調し、ジョンさんに対するボイコット運動を呼びかけて対抗した。
ツイッター上ではジョンさんが優勢に立っているようだ。D&Gボイコット運動の「#BoycottDolceGabbana」は16日午前の時点で3万5000回以上引用された。
これに対してガッバーナさんが展開する「#boycotteltonjohn」の引用数は1600回にとどまっている。
歌手リッキー・マーティンさんやテニスのマルチナ・ナブラチロワさんといった有名人も相次いでジョンさんに支持を表明した。
対するガッバーナさんのインスタグラムにも、発言の自由を支持するコメントが集まっている。報道によれば、ガッバーナさんがジョンさんを「ファシスト」と呼んだ一文もあったが、
この投稿は間もなく削除。
「私たちは民主主義と表現の自由の基本理念を信じている。現実に対する見方を口にしたまでで、他人の選択を批判する意図はなかった」との声明を発表した。
URLリンク(www.cnn.co.jp)
2015.03.17 Tue posted at 12:37 JST
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