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☆クルム伊達「強い気持ち出ない」
テニスの全豪オープン、女子シングルスの１回戦で敗退した４４歳のクルム伊達公子選手は試合後の記者会見で、
「試合がどうこうより先が見えない。体が動かず立ち向かう強い気持ちが出てこない」と涙を流しながら話しました。
クルム伊達選手は、予選から勝ち上がったアメリカのアナ・タティシュヴィリー選手に５－７、４－６のストレートで敗れました。
試合後の記者会見でクルム伊達選手は、去年９月の大会で股関節を痛めたことに触れ、
「けがをして、１か月くらいテニスができず、歩くこともできず、コートに戻ることは無理だと思った時期もあった」と涙を見せました。
そのうえで「今は試合がどうこうより先が見えない。年齢のせいなのか、けがのせいなのか、気持ちのせいなのか、この数日はコートに立つべきかも考えた。
体が動かず立ち向かう強い気持ちが出てこない。シーズンに入ったばかりで気持ちの整理ができていないのかもしれない」と苦しい心境を明かしました。
クルム伊達選手は２１日、女子ダブルス１回戦に出場する予定で「ダブルスはかろうじて楽しめる範囲だ。
どこまでできるか分からないがダブルスはダブルスとしてやる」と、気持ちを奮い立たせようとしていました。
1月20日 22時47分
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