ポンドはどうする?part7626at LIVEMARKET2
ポンドはどうする?part7626
- 暇つぶし2ch912:00円 4月3日週の展望 ポンドは、対円では本邦実需筋から年度初めに絡んだフローがどの程度出るのか注視したい。 また、一時は警戒感が急速に高まった欧米金融機関に対する信用不安が、引き続き後退していくようであれば、リスク志向の動きがポンド相場の支えとなりそうだ。 なお、英国は日本や豪・加などがメンバーの環太平洋経済連携協定(TPP)に加盟する見通しとなった。 英国は既にTPPに加盟している多くの国と自由貿易協定(FTA)を結び、日本とは更に踏み込んだ経済連携協定(EPA)を締結している。2021年にTPP加入申請を行い、その後の交渉もほぼ問題なく進んでいたようであり、今回の英参加決定はビッグサプライズではない。 しかしながら、欧州連合(EU)を離脱した今、英経済にとって好印象を与えるのは確かだろう。 もちろん地理的に近いEUとの関係は依然として重要であり、そういった意味でも北アイルランドを巡る問題が2月に前進したことは英経済にとっては大きな意味を持っている。 英国内に目を向けると、金融監督当局がロンドン株式市場の上場制度の改革を検討していることが報じられた。 ロンドンに上場する外国企業が減少しており、ライバルのニューヨーク株式市場との競争に勝つため規制の見直しが求められているようだ。 改革の内容次第ではポンドに対する需要に変化がでると思われ、今後も関連ニュースには目を向けておきたい。 英経済指標では3月製造業とサービス部門の購買担当者景気指数(PMI)改定値などが発表予定だが、よほど速報値から上下に振れない限り動意は鈍いだろう。 週半ばにかけて発表される米労働指標が週末の米雇用統計への思惑に繋がるため、そちらの方が重要視される。
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