19/03/25 06:01:22.89 MSWE6BBid
それは音から始まった・・・。
いや、音というより、
得体のしれない雰囲気。
それが、超音波テロの加害者の声とわかったのは
ずいぶん後のことだった・・・。
2:非通知さん@アプリ起動中
19/03/25 09:44:07.19 vHEe699XD
まるで冷たいぬるぬるしたミミズを、耳に詰め込まれたかのようだった。
あるいは熱を出して火照った額に、冷えピタではなく海水のしたたるナマコを置かれた感覚と言うべきだろうか。
どうにも拭えない違和感を引きずりながら(ただし実際に引きずっていたのは、足にからみついた毛布だった)、私は起き上がり、キッチンを目指した。
パンにジャムを塗って、新しい一日を始めるために。