12/08/19 09:47:21.55 dVFSpbWp0
>>313続き
どう考えてもその手段は絶望的だ
仲良くなったあとの裏切りだからより深く>>1の心を傷付け
最悪の結果を引き起こす可能性が非常に高い
ではその人はその手段のことは綺麗さっぱり忘れ
残りの人生を楽しむべきなのだろうか?
どうやらこの変数ではそれが一番無難なようだ
では少し変数を変えてみよう
その手段を使った後>>1が最悪の結果を引き起こす可能性が極めて低かったらどうだろうか?
その場合その手段を使うことは十分合理的だと思える
だが>>1の「絶対に裏切らず約束を守る」という条件に縛られた場合
高確率で救うことができてもその手段を使うことはできない
その手段を使うためには2つの条件が必要
1つは「絶対に裏切らず約束を守る」という条件に縛られないこと
もう1つは裏切られても>>1が最悪の結果を引き起こさないこと
これは仮定の話に過ぎない
現実にこのような状況に遭遇する可能性は窮めて低い
だがもしこのような状況が成立したとしても
上の2つの条件ゆえにその手段が成功することは無いであろう
「相手を救うためには、相手の要求に答えてはいけない」
「相手を救うためには、相手を裏切らなければいけない」
この構造はわりとベタな構造だ
確かマキァベリの中にもあったはず
最近聞いた話では
大学就職課の話
就職課は経験上たくさんの企業の内情を知っており
学生の要求により答えられる企業を知っている
だがそのような企業の多くは無名だったりする
だが学生の側は様々な理由により有名な企業を求める人が多い
学生の事情を聞いた結果その学生には無名な企業の方が向いていそうだ
だがその学生は無名な企業を嫌う
学生の親も無名な企業を嫌う
就職課としては学生の意向を第一にしなければいけないので有名企業を紹介する
そしてその学生は有名企業へと就職する
そしてその学生は自分の事情とそぐわないということを理由に数年で退職する
また明日気が向いた時この板を見に来る