12/07/30 16:24:58.32 nVgYBgVhi BE:2981884875-2BP(0)
>>392はいよ!!
機能性の人には、性交は必ず可能になることを強調して自信をもってもらうよう、カウンセリングや行動療法(セックス・セラピー)などを行います。
セックス・セラピー(表:セックス・セラピー)は原因である心因には直接アプローチせず、
パートナー同士が触れあってセックスに馴れてもらい、自信をつけさせることによって勃起回復をめざす療法です。
薬物療法には、経口薬のバイアグラがあります。EDの原因は、ほとんどの場合、勃起に必要なだけの十分な血液が陰茎にいかないことにあります。
バイアグラは陰茎の海綿体(勃起時に血液で満たされるスポンジのような構造物)の平滑筋を拡張させる作用があります。
通常バイアグラ50mgを性交1時間前に服用します。有効率は約70%です。ただし、内服しただけで勃起が起こるわけではなく、
性的刺激という引き金が必要です。狭心症などで、亜硝酸化合物(ニトロールなどの虚血性心疾患治療薬)を服薬している人は、
バイアグラを使用してはいけません。
バイアグラが亜硝酸化合物の作用を異常に高めて、低血圧からショックになることがあるからです。
器質性の人にも、まずバイアグラを処方します。バイアグラが無効な場合には、
[1]陰茎海綿体内に性行為前に血管拡張薬(プロスタンディンなど)を注射
[2]陰圧式勃起補助具を使用
[3]陰茎海綿体内にプロステージスを挿入
などが行われます。
[3]は、シリコンなどでできた心棒を陰茎海綿体内に手術で植え込むものですが、日本ではあまり普及していません。