オタクで童貞な彼を好きになった話at NEWS4VIPTASU
オタクで童貞な彼を好きになった話 - 暇つぶし2ch2:たろ ◆S715eQBvs6
12/06/06 16:12:21.41 X3C/UnUy0
ふむ

3:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:12:56.62 zhsQggzZ0
やっと立ったー。


相手スペック
23歳男 社会人
身長168くらい 細身
ひんぬー めがね
絶望先生に似てるから糸色くんと呼ぶことにする。

じぶんスペック
20歳女 社会人
身長145センチ 体重38キロ
ひんぬー
糸色くんにつきまとっていたから、仮名をまといにする。

よかったら聞いてください。

4:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:16:21.65 zhsQggzZ0
書き溜めてないので遅いけど見てくれる人ありがとう。


糸色くんとは職場が同じなんだけど、(とある百貨店の販売員。)ほぼ関わりがなくて、その存在を意識したこともないような仲だった。
ことの始まりは去年の10月。
わたしの売り場の先輩(女)が、職場での飲み会をきっかけに糸色くんと仲良くなったらしい。
ちなみにその飲み会にわたしは行ってない。
理由は、ぼっちになりそうで怖かったからw

それでまあ、先輩・・・ポジティブなのでカフカ先輩と呼ぶ。カフカ先輩がこんな提案をしてきた。
「こんど、糸色の家で鍋パしない?」
その時は糸色くんの顔も知らなかったし、男の人の家に行くのってなんかなあwwみたいな戸惑いもあって、すぐに返事はできなかった。
カフカ先輩は社交的で誰とでもすぐ仲良くなれるけど、わたしは引っ込み思案でビビりだったんだw


5:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:16:56.71 wd7PO9tZ0
とりあえず見てる

6:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:17:54.51 tSmWc5G5i
男はひんぬーだわな

7:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:18:13.75 ZwfZMr9f0
みてるよー


8:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:20:51.82 xhnvChjW0
男の胸の大きさ見るとかきもいわ

9:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:23:58.68 lhYXDD4V0
ふむ

10:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:26:56.13 E7SZWJWei
パンツ燃やした

11:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:28:59.69 fiHUlC9ai
男でひんぬーなんて当たり前だろ

逆にきょぬーて……デブぐらいだろ

12:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:29:32.48 zhsQggzZ0
そんなやりとりがあって数日もたたないうちに運命の瞬間は訪れた。
売り場にいたら、カフカ先輩に男の子が話しかけてきたんだ。
すぐに糸色くんだってわかった。笑顔がかわいい人だった。でも、横にいるわたしには目も合わせてくれなかったww
糸色くんがいなくなってから、わたしはカフカ先輩に言ったんだ。
「わたし嫌われてるんでしょうか。」
こんだけでwwwって話だけど、わたしの売り場はカフカ先輩のほかにあと二人先輩がいて、その二人も糸色くんと仲がいいみたいだったから、一言も話したことのない自分が仲間外れみたいな気がしてさみしかったんだw


13:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:35:00.71 fiHUlC9ai
>>1
鳥つけて

14:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:40:55.23 /8yP9KSg0
続けたまへ

15:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:43:27.99 zhsQggzZ0
次の日の朝。
わたしはバッグヤードで商品の仕分けをしてた。
そしたら糸色くんも荷物搬入で近くにいて、目が合ってしまった。
「おはようございます」って挨拶したら、「ガムテープ持ってますか?」って聞かれた。
話したこともないのに突然だな、と思ったけど、声かけられたことはなんとなくうれしかったw
だけどガムテープは売り場にある!
「取ってきます!」と言って走りかけたら、「いや持ってないんならいいよ。」って糸色くん去って行ってしまったw
そのことがあってから、わたしは常にポケットにガムテープを入れておくようになった。


16:まとい
12/06/06 16:50:35.40 zhsQggzZ0
トリこれでいいでしょうか!?

つづき。

わたしは朝のことをカフカ先輩に話した。
「いきなりガムテープ持ってるか聞いてくるなんて、びっくりしましたよw」って。
そしたらカフカ先輩、
「あたしが糸色に、まといが話しかけてもらえなくてすねてるって言ったからかなあwww」
って…。そうだったのか。
若干、先輩に言われたからかって悲観的にとらえてもしまったけど、気使ってくれる優しい人なんだなって思った。
さみしがってたのがバレて恥ずかしくもなったww

17:名も無き被検体774号+
12/06/06 16:58:11.93 fiHUlC9ai
>>16

まとい#(文字列)

文字列は適当でおk

18:まとい
12/06/06 17:02:34.43 t+J1pOWm0
そんで再びあの話題が出たんだ。
カフカ先輩「で?鍋会どうする?」
やっぱり一人だけ参加しないのはさみしかったし、糸色くんが優しい人ってのもわかったから、わたしは行くことにした。
カフカ先輩が糸色くんに伝えとくって言ってくれたけど、家にお邪魔するわけだし直接許可もらうべきだよなと考えて、糸色くんの売り場に顔を出してみた。
目が合って「おつかれさまです」と笑ってくれる。
「本当にお邪魔してもいいんですか?」と聞いてみた。
やっぱり糸色くんはニコニコしながら、「いいですよ!」と言ってくれた。
男の子とあまり話したことのないわたしは、それだけでドキドキしてしまったw

19:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 17:04:21.09 t+J1pOWm0
>>17
すみませんスレ立て慣れてなくて><

20:名も無き被検体774号+
12/06/06 17:07:12.34 fiHUlC9ai
>>19
おk
続き待ってる

21:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 17:13:05.77 t+J1pOWm0
職場では先輩たちに、たびたび「糸色と付き合えば~w」とからかわられるようになってしまった。
自分でも無意識のうちに、糸色くんのことをよく会話に出してしまっていたんだと思う。
あいさつできたとか、高いところの物を取ってもらったとか、どうでもいい話を先輩にしてしまっていたw
本音は糸色くんと付き合えたら楽しいだろうな、と思っていたけど、
それを先輩に言うのは恥ずかしかったし、何より糸色くんはカフカ先輩のことが好きなんじゃないかと思っていたから、自信なんてのはこれっぽっちもなかった。


22:名も無き被検体774号+
12/06/06 17:15:41.96 Oy+uZDYi0
ゆっくりでいいから。



23:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 17:26:42.90 t+J1pOWm0
>>20
ありがとうございます!

つづき。

んなこんなで鍋会の日はやってきた。
とりあえず鍋会メンバーを説明すると、

わたし・糸色くん・カフカ先輩・先輩2・先輩3
の4人で、糸色くん以外はみんな女です。

その日、糸色くんは県外に日帰り出張で、こっちに帰ってきたのが18時くらい。
シフトが休みだったカフカ先輩と先輩2とで、先に鍋の準備をしてくれていた。
わたしは先輩3と二人で閉店まで仕事して、ラスト後にお店の外で迎えが来てくれるのを待ってた。
糸色くんの家の場所わからないからね。
待ってるあいだ、先輩3と話をしてたんだけど、(なんか失礼なので以下なみ先輩と呼ぶ。)なみ先輩はとても穏やかで優しい人で、なみ先輩だけには本音が言えたんだ。
糸色くんのこと少し気になってると話したら、応援してるからねってわらってくれた。


24:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 17:40:36.55 t+J1pOWm0
迎えに来てくれたのは糸色くんひとりだった。
「女性を夜道に歩かせるわけにはいかないし、かといって3人で迎えに行くのもなんかなあと思って、一人で来ましたよw」と糸色くん。
ただのジャージだったけど、初めて見る私服にドキドキしたw
照れくさくてなみ先輩の後ろに隠れつつ、糸色くんについて行った。
糸色くんの家はわたしたちの職場から徒歩10分くらいの場所だった。
マンションの一回に部屋が合って、一人暮らし。大学生になったときから実家を離れて一人暮らしをしているらしい。
糸色くんの実家は県外で、新幹線で2時間ほど離れている。

糸色くんが部屋の鍵を開けると、中からカフカ先輩と先輩2の声が。
「あ~!糸色おかえりい!」「ただいまー」
なんだかそのやりとりが同棲カップルのようで、少しチクっとしてしまったw


25:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 17:58:55.90 t+J1pOWm0
なみ先輩の気遣いで、糸色くんのとなりに座ることができたわたしw
とりあえず乾杯しよう!ということで、糸色君がみんなに缶ビールを配った。わたしにも渡してくれたのだけど、実はわたしはビールが飲めない…。
でもそんなこと言えないので、思い切って一口飲んでみた。とても苦い。
「もしかして飲めないの?」糸色くんが気づいて聞いてくれた。大丈夫です!と返事したw

そうしていたらカフカ先輩が、「そういえばお皿ないよねー。」と言い出して、糸色くんが「あ、忘れてました!男の一人暮らしですから…。コンビニ行って紙皿買って来ます。」と出かけてしまった。
主がいなくなった狭いワンルーム。まじまじと見わたしてみると、本棚だらけで中には漫画がぎっしり。ライトノベルとかもあって、一人で「え!?」とびっくりしてしまったw
わたしも同種の人間なのでわかるけど、糸色くんがオタクだったなんて夢にも思わなかった。親近感がわいたw

先輩2「はい!実はあるものを見つけちゃいました!」

わたしがモンハンを見つけてwktkしていたら、先輩2が悪戯な顔で切り出した。なんとなく予想はできたけど、先輩2はその手にAVを持ってたw
セーラー服の女の子のパッケージだった。糸色君がそれを観てるところが想像つかなくて、ちょっと恥ずかしくなった。


26:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 18:07:54.19 t+J1pOWm0
「本棚の裏に隠してありましたw」そう言うと、先輩2は糸色くんのベットの布団の中にそれをつっこんでしまった。
笑う先輩たち。そして何を思ったか、わたしは「かわいそうです!」と言って、ベットの中からAVを救出し、布団の上に置いた・・・。
笑っていた先輩たちの顔が引きつるw
「戻りましたよーー。」
糸色くんが帰ってきた。


27:名も無き被検体774号+
12/06/06 18:11:27.29 tSmWc5G5i
しえん

28:名も無き被検体774号+
12/06/06 18:14:07.40 Hu1swczi0
なかなか興味深い

29: 忍法帖【Lv=32,xxxPT】
12/06/06 18:21:42.80 HmUR3eCWi
ほうほう

30:名も無き被検体774号+
12/06/06 18:24:10.08 TJAzGw7H0
しかし遅いな

31:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 18:28:22.29 t+J1pOWm0
糸色くんは紙皿をみんなに渡してくれて、そして、わたしにピンクの瓶の甘いお酒をくれた。
「これなら飲める?」って。その優しさがすごく嬉しかった。もちろん美味しく飲み干しました。
ところで。ベッドの上のAV、糸色くんは何も言ってこない。しびれを切らして、わたしから突っ込んだ。
「気づいてないんですか?」「気づいてるよ。」
主語は無いけど即答だったw
糸色くん苦笑い。先輩2が「おとこのこだもんねー!」とフォローしていた。

それからお酒も進んでいい気分になってきて。
糸色くんはどこまでも紳士で、率先して鍋をみんなのお皿によそってくれていた。
こんなに気配りのできる男の人とわたしは会ったことがなくて、何もしてない自分が恥ずかしくなるくらいだった。

先輩の会話はどんどん下ネタが入っていった。
どこどこのラブホは○○の設備があるとか、この前コスプレして彼氏としたとか、糸色くんもやっぱり男の子でとても楽しそうに下ネタに食いついていた。
おっぱいが大きいのが好きな男が多いのは、赤ん坊からの本能だー、とか言ってたw
そういう話が苦手な、なみ先輩。無言でニコニコしてた。無理してたのかな。
わたしはというと、先輩といっしょになってカルピスがどーのこーのとはしゃいでいますた…。


32: 忍法帖【Lv=32,xxxPT】
12/06/06 18:31:46.57 HmUR3eCWi
楽しそうだ

33:名も無き被検体774号+
12/06/06 18:33:38.21 SE5hqFtyi
まといちゃんは彼氏いたことあるのか?

34:名も無き被検体774号+
12/06/06 18:34:08.39 xhnvChjW0
ハーレムいいなあ

35:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 18:39:40.79 t+J1pOWm0
そうやって楽しく過ごしていたんだけど、先輩2が余計な行動に出る。
「ねえ糸色!彼女ほしいでしょ!わたしの友達、紹介してあげるからあww」
なみ先輩がわたしを見た。わたしは糸色くんを見た。糸色くんは拒否をするでもなく、うなずくでもなくじっとしてた。
お酒に酔って真っ赤な顔の先輩2は、一人できゃっきゃっ言いながら、携帯で誰かと話始めた。

「ねえねえ!彼氏ほしいって言ってたよね!いい男いるよ!今、一緒にいるから電話かわるよん!」

先輩2が携帯を糸色くんに渡そうとした。
わたしは思わず叫んだww
「嫌です!!糸色くんにはわたしがいます!!」
一同唖然・・・・・・・。



36: 忍法帖【Lv=32,xxxPT】
12/06/06 18:41:32.98 HmUR3eCWi
いいねぇ

37:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 18:41:34.94 t+J1pOWm0
>>33
一人だけ付き合ったことありましたw

38:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 18:53:24.80 t+J1pOWm0
糸色くん開いた口がふさがらず固まっているwww
なみ先輩もびっくりした目でわたしを見ているwwww
先輩2は、「ごめん…今の話はなかったことに…。」と電話の向こうの女の子に言って、静かに電源を切った…。
カフカ先輩だけが目をキラキラさせて、ビールに夢中だった。

沈黙が流れる。わたしは恥ずかしくなって、糸色くんに背を向けた。顔を両手で覆って隠したw
「で、付き合うの?」先輩2が聞いてきた。糸色くんまで聞いてきた。「付き合うの?」wwww
心臓ばくばくだった。もう逃げられないと思っていたら、カフカ先輩が「ビールが無くなった!買ってきて!」と口を開いた。

先輩2が「じゃあ二人で行ってきてwww」と、わたしと糸色くんを部屋から追い出した!!


39: 忍法帖【Lv=32,xxxPT】
12/06/06 19:01:58.70 HmUR3eCWi
ほいほい!

40:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 19:08:21.96 t+J1pOWm0
お酒を飲みなれていなかった当時のわたし。外に出ると足元がふらついて、それを見た糸色くんはあろうことかしゃがんでくれて、「乗って」と言ってきたw
とてもじゃないけどそんなことできるわけもなく、いやいいです!と首を横に振りまくった。
さっきのことは、お互い話題に出さなかった。ただただ緊張した。
買い出しを終えて部屋に戻ると、先輩2が「何もされなかった?w」とひやかしてきた。

わたしは心底はずかしかったけど、糸色くんはどう思っていたんだろう。
女の子とこうして頻繁に集まったりしているのかなあ?と思った。慣れてるのかなあと思った…。

しばらくして、再びカフカ先輩がビールを飲み干した。
当たり前のように先輩2は、わたしと糸色くんを部屋から追い出しw糸色くんは二度目のセリフを口にした。
「乗って!」
意を決して、その背中に飛び乗ったわたしw暖かったwwもうどうにでもなれと思ったw
気持ちのままに、糸色くんに腕をまわして思い切り抱き着いた。

「やべえ、惚れそう。」
糸色くんが低い声でそう言った。わたしが彼に、完全に恋に落ちた瞬間だった…。

41:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 19:14:02.40 t+J1pOWm0
なんか気持ち悪くてすみませんw
ここから更に気持ち悪くなっていきますが許してください・・・。
そんなこんなで鍋会は終了しました。
糸色くんとはアドレス交換をして、その夜少しメールをしてから寝ました。
内容は確かどうでもいいようなことだったと思いますw

42: 忍法帖【Lv=32,xxxPT】
12/06/06 19:16:48.46 HmUR3eCWi
きたい

43:名も無き被検体774号+
12/06/06 19:22:55.30 VDB9XbBc0
楽しみにしてる

44:名も無き被検体774号+
12/06/06 19:24:37.70 aYqTRuJY0
これはいい恋愛

45:名も無き被検体774号+
12/06/06 19:28:58.03 Mxaea9ge0
第一部完!

以下より第二部スタートです!

46: 忍法帖【Lv=32,xxxPT】
12/06/06 19:32:51.42 HmUR3eCWi
たのしみ

47:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 19:35:27.58 t+J1pOWm0
次の日の昼過ぎ。
糸色くんからメールが来た。これまた他愛ない内容で、でもまさかこんなにすぐメールくれるとは思ってなくて飛び上がって喜んだw
その日はふたりとも仕事が休みで、1時間くらいメールを続けていたんだけど、糸色くんが突然遊ばないかと言ってきた。
もちろん即答で「あそんでください!!」
すぐに用意して電車に乗った。糸色くんとは駅ひとつぶんの距離に住んでた。その駅で糸色くんも電車に乗ってきて、ふたりで大きな駅に向かった。
今日は先輩もいなくてふたりきりだwなんて、wktkしてた。


48:名も無き被検体774号+
12/06/06 19:37:45.42 ix983GGs0
きゅんきゅんするわ

49:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 19:43:22.81 t+J1pOWm0
昨日のジャージと正反対で、大人な服装の糸色くんに終始くぎづけだったw
改めて見てみるとやっぱり好みの顔立ちで、こんな人と歩いてて本当にいいのかなと思った。
で、駅についてバスに乗り換えて、アニメイトに行ったwww
ちょうど名探偵コナンの新刊が出ててわたしはそれを買って、糸色君はわたしにもわからないようなマニアックな漫画を買っていたw
アニメイトではあまり会話はなかった。


50:名も無き被検体774号+
12/06/06 19:44:54.76 xhnvChjW0
なんでDTって知ってるんだ

51:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 19:55:37.37 t+J1pOWm0
普通の本屋に行った。
糸色くん、また漫画のところに行くと思ったら、小説とか知識書だとかの難しいコーナーに入っていったw
活字びっしりの分厚い本に真剣になっていて、最初はわたしもそんな糸色くんを真剣にながめていたけれど、だんだん飽きてきて漫画コーナーに一人移動w
知的でかっこいいなあと思ったり、暇だなあまだかなあと思ったりしつつ一時間経過ww
小説を何冊か購入した糸色くん。「つぎどうする?」ってw

とりあえずすること見つからなくて、そのへんをぶらぶら散歩した。
結構歩いて、ヒール履いてきたことに後悔したw
すると糸色君、「あー、ごめん。きづかんかった。足痛いよな?女の子と歩くことなんてないからさ、自分のペースで歩いてたわ…。どっか喫茶店でも入ればよかったよな、ごめん。」
えええええw女の子と歩くことなんてない、その一言でわたしはすっかり元気になったww

「慣れてるのかと思ってましたけど!」
「過去に彼女いたこと、実は一か月しかないんよ。女友達とも二人でなんか遊ばんし。」

びっくりだった。

52:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 19:56:34.43 t+J1pOWm0
>>50
好きになった話ですのでw半年前のことなのでw

53:名も無き被検体774号+
12/06/06 19:58:01.86 aYqTRuJY0
まといは男性経験は?

>>52
半年前とな
そうすると今は…

54:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 20:03:37.14 t+J1pOWm0
なんでそんなこと、わたしに話してくれるのかな?とも思ったけれど、見た目とは裏腹に案外シャイだったりするところや、意外な一面が知れたりしてうれしく思った。

そんで、少しわたしの服選びにも付き合ってもらって、電車に乗って帰ることにした。
電車の中ではなんだかあまり話せなかった。このままバイバイかと思うとさみしくて、でも帰りたくないなんて言えないwww
うつむいてしまった。
「どうしたん?」糸色くんが心配そうに声をかけてくれる。
「…悩みがあるんです。」
自分でも思いもよらない言葉が飛び出たww

55:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 20:05:00.17 t+J1pOWm0
>>53
糸色くんと出会う前の彼氏と、2年くらい付き合っていました。
それで察してくださいww

56:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 20:11:34.04 t+J1pOWm0
つづき。

わたしの悩みはひとつしかない!!w
なんてことを言ってしまったのかと、どうしようかと思っていたら糸色くんの降りる駅についてしまった。
でも糸色くんは降りなくて、「悩みがあるなら聞くよ。おれでよかったら、話せば楽になるかもしれないし。」そう言ってわたしの駅で一緒に降りてくれたw

時間は18時くらいだったかな。
日が暮れてきたホームの、個室になっている待合室に入って向き合って座った。
真剣な目で糸色くんがわたしを見てくれている。

わたしはできるだけ言葉を選びながら、今の自分の素直な気持ちを話すことにした。

57:137
12/06/06 20:12:28.45 4qkDS39Ai
糸色くんの筆下ろし話もしてくれるよね?

58:名も無き被検体774号+
12/06/06 20:15:57.99 5V8Jsjdh0
童貞だけど希望が見えてきた

支援

59:名も無き被検体774号+
12/06/06 20:20:37.40 l9B69QTm0
追いついた
期待

60:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 20:21:42.33 t+J1pOWm0
「まあ悩みっていうのは大げさかもしれませんがwwあのですね…わたし好きな人がいるんです!!!」
思い切ったwwwでもよく考えてみると昨日の今日、好きになったからって言うの早すぎなんじゃないかと後悔した。
そこで弁解に走る!

「で、でもわたし惚れにくい性格でw初恋も元彼でしたし、むしろ元彼以外の人を好きになったことがないんですwww」
首をかしげる糸色くん。いきなり何こいつと思ったに違いない。案の定、「その元彼のことがまだ好きってのが悩み?」と聞かれたw

「違います!!!」
心臓はばくばくだった。ここまで来たらもう後には引き返せなかった。

「わたしの好きな人は元彼なんかじゃなくて、もっとかっこいい人です!オタクだったけど・・・本が好きで優しくて、その人といると、わたしは幸せな気持ちになれるんです!!」

糸色くんの顔色が変わった。

61:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 20:22:15.96 t+J1pOWm0
>>57
需要があるならwww

62:名も無き被検体774号+
12/06/06 20:24:21.54 l9B69QTm0
糸色君は早漏ですね?

63:137
12/06/06 20:24:26.44 4qkDS39Ai
>>61
ぜひww

64:名も無き被検体774号+
12/06/06 20:24:51.51 +9qHzBxh0
キーワード:処女
検索方法:マルチワード(OR)

抽出レス数:0

65:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 20:31:51.80 t+J1pOWm0
「だけど…!自信なんてこれっぽっちもないんですよ!!わたしなんていいところないし、かわいくないし、コミュ障だし、やきもち妬くし、わたしといたらその好きな人は不幸になるかも…。」

それは確かにわたしの本音だったんだけど、糸色くんは静かに聞いてきた。
「なんで?なんでそう思うの?もしかして、遠距離とか?」

「いえ目の前にいます。」

わたしってば積極的wwwwwはい涙目です。糸色くん顔が真っ赤になりました。
「ごめんなさい…。」どうしていいかわからずに謝ると、こう言われたww

「俺もまといちゃん好きよ?」

きたーーーーーー。

すみませんちょいとお風呂に入ってきます。

66:名も無き被検体774号+
12/06/06 20:42:10.12 5V8Jsjdh0
キタ━━(゚∀゚)━━!!

焦らすなwwwww

絶対に落ちないけど支援

67:名も無き被検体774号+
12/06/06 20:44:25.71 uhTiN1lG0
きたー!

68: 忍法帖【Lv=32,xxxPT】
12/06/06 20:49:32.27 HmUR3eCWi
>>185
ほいほ

69:名も無き被検体774号+
12/06/06 20:56:50.58 Mxaea9ge0
焦らしといて風呂かよwww








おぱい、うp

70:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 21:07:02.80 t+J1pOWm0
みんなありがとう!

つづき。
ほんと、笑い転げそうなくらいに展開が少女漫画だった。ホームだから、10分置きくらいに電車がやってきて人が乗り降りしてまた去っていく。
糸色君、赤い顔のまま辺りをキョロキョロ見渡して挙動不審だったwwww
人がいなくなった瞬間を見計らってわたしの隣に移動してくるんだけど、電車がやってきたらすぐに元の場所に戻るw
そんなのを何度か繰り返した。

71:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 21:11:32.04 t+J1pOWm0
何度目かの隣に座った時、ついに糸色くんの腕がわたしの背中に回されたんだ。
少しだけ抱き寄せられて、身を任せていたら、急に立ち上がって遠くへ走ったwww
「抵抗してくれよ!!!!」糸色くん汗が激しいwwwもう、初々しくて新鮮で、最高だった!

72:名も無き被検体774号+
12/06/06 21:13:03.45 WUWKqNt80
今北

73:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 21:29:42.08 t+J1pOWm0
それから糸色くんは「送るよ」って言ってくれて、改札を二人で出た。
彼女にしてくれるんですか?って聞いてみたら、うんってうなずいてくれたw
並んで歩きながらドキドキしてたら、糸色くんの手がわたしの手にあたった。
すばやく指を絡められて、こいびとつなぎにwww糸色くんを見ると、もう片方の手で自分の顔を抑えてて耳まで真っ赤で、わたしは可愛すぎやばいいいいwwwってなったw


74:名も無き被検体774号+
12/06/06 21:35:08.46 hoJ+YEsvO
わたしの彼氏も童貞で同じような行動とるから見てて楽しい

75:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 21:43:17.14 t+J1pOWm0
付き合い始めってこんなに初々しいもんだったっけなあ、と考えるくらいの余裕はあった。
しばらく歩いて、もうそろそろわたしの家ってときに糸色くんが立ち止った。
どうしたのかなと思ってたら、正面に立たれて、抱きしめられたwww
ほんの一瞬で離されたけど。でもすぐにまた抱きしめられて、今度はしっかりと、糸色くんの体温を感じることができた。

しあわせだったwwそして気づいた、なんか当たってるwww
糸色くんも糸色くんで思うことがあったらしく、「まといって意外と胸あるんだな…。」とつぶやかれたw
それはブラのパッドです!とは言えないwww

「糸色くん、好き!」
不思議なことに、こういうときって素直に言葉が出ちゃうんだよね。糸色くんも同じだったみたいで、
「やばい…会ったばかりなのに、すげー愛しい…。」
抱き合ったまま、そう言ってくれた。あの言葉を、もう一度聞きたかったなあ。



76:名も無き被検体774号+
12/06/06 21:53:43.82 49eaGYZ4i
ら、らぶりー

77:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 22:01:16.03 t+J1pOWm0
翌日、仕事が終わって糸色くんと会った。
自転車の後ろに乗せてもらった。男の子に乗せてもらうのは、初めてだった。
自転車ふたりのり、ずっと憧れていたことでもあった。どこを持ったらいいのかわからなくて、遠慮がちに服をつかんだ。
すると糸色くんは後ろ手に、わたしの手をとって自分の腰にまわしたw
どきっとした。いいの?と思いつつしがみついたら、糸色くん「おれこんなに幸せでいいのかなあ」と言った。
うれしい、それだけじゃとてもじゃないけど言いあらわすことのできない感情を覚えたよ。本当に幸せだった。世界一の幸せ者だったと心から言える。

そのまま家におくってもらった。
その前にコンビニの裏で少し話をしたんだけど、「俺のフェチ知りたい?」と、糸色くん切り出したwww
「教えて!って言ったら「二の腕。」ってwww
うわあと思った。予想外だった。なんだか恥ずかしくなって照れてたら、糸色くんの手が二の腕に伸びてきてw
んで抱きしめられて家に帰ることを促された。「そんじゃまた明日ね。」笑って手を振る糸色くん。

「ちゅーする?」

わたし言ってみたwwえっ!!!って、すごくいい反応で驚いてくれたよw嘘だよって言って、バイバイしたけど。


78:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:07:45.75 dyZojWzX0
もう一度聞きたかった……?

79:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 22:07:56.13 t+J1pOWm0
でも幸せはすぐに逃げちゃうね。

その夜、布団にもぐって友達のブログを見ていたんだ。そこにわたしあてのメッセージが書かれてて、彼氏おめでとう。いちゃいちゃうらやましいわ―。みたいな内容だった。
テンション高くなってたわたしは、すぐにコメント入れたよ。そのコメントについては、バカなことを書いてしまったといつまでも後悔し続けることになる。
―どこまで進んだらいいかわからない。ちゅーはいつしたらいいかな?えっちはいつになったら?―
ほくほくした気分で携帯を閉じた。
睡魔がやってきた次の瞬間、部屋のドアが開けられた。
「なんかおかあさんに隠してることない?」母親だったwww

すぐに直感したよ。ブログを見られた。でもなんで?なんでわたしのブログ知ってるの?しかもわたしのブログはパス付きだ。
となると友達のブログから気づかれたことになる。心当たりはひとつだけ、さっき入れたコメント・・・。体が硬直して動けなかったwwwwwwww


80:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 22:11:59.36 t+J1pOWm0
母親は落ち着いた口調で聞いてきた。
「いつ彼氏できたわけ?」「・・・昨日。」覚悟をきめた。頭の中は真っ白だった。終わったと思った。
案の定、つぎからつぎへと不愉快な言葉を浴びせられた。「昨日つきあった彼氏と、もうやることばっか考えとん?あんたはいつからそんなあばずれになったん?wwwww」
汚いだとか、くずだとか、耳をふさいでも聞こえてくる怒鳴り声に、ただただ耐えるしかなかったww

「本当に好きで・・・大切にしたくて・・・だから、謝るから、お願いだから、壊さないで・・・。」
たぶん泣きながら謝ったwww部屋のドアがバタンと閉められて、外で母親が妹にヒステリックな声で叫んでいるのが聞こえた。
わたしの悪口をふたりで言っているようだった。ブログはすぐに消し、コメントも消した。その夜は眠れなかった。


81:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:16:27.75 5V8Jsjdh0
母親最低じゃねーか

女だってそういうこと考えるっての
好きな人との愛の育みを否定するなんて
何びとたりとも許されない

そんな俺は彼女いない童貞

82:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:17:08.21 l9B69QTm0
母親クズすぎワロタwww

83:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 22:19:00.74 t+J1pOWm0
朝が来て職場に逃げた。
糸色くんの姿を見て泣きそうになった。心底あんなコメントをしてしまった自分を恨んだ。

夜になって、職場の外で糸色くんが出てくるのを待ってた。実は朝、荷物をまとめて出てきていた。
とてもじゃないけど家に帰る勇気なんてなかったwww
「おつかれ。」糸色くんが出てきて、即座に言った。「今夜泊めて。」正直、断られるだろうと思ってた。まだ付き合って4日目だしww
警戒されるに決まってる。場合によっては軽い女だと思われて、嫌われるかもしれない。

糸色くんの返事は―。
「いいと。」「えっ?」拍子抜けしているわたしを、糸色くんは自転車の後ろに乗せて自分の家方向に走り出したwwwww
「な、なんで?」自分が頼んだくせに聞いてしまう。それくらい、糸色くんの行動は驚くものだった。
「断る理由がねえ。」このセリフも。頭がショートしそうだった。何が何だかわからなかった。

けれども糸色くんの部屋に入って、やっと理解した。聞かれたからw
「で、何があった?」
とりあえず話を聞いてやろう、そう思ってくれていたんだということに気づいた。でも話しづらいことこの上なかったww
ためらったけど、黙っていてもしょうがないと思ってすべてを話すことにした。
糸色くんは静かに聞いてくれてた。
正直なところ、親が厳しいことを知られるのが一番嫌だった。
普通のおとこのこなら、面倒事に巻き込まれたくなくて離れていくだろう。わたしとしてもまきこませたくなんてなかった。

糸色くんはどうしたか。カフカ先輩を呼んだwwww

84:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:19:10.92 F0SxX9yni
母親酷すぎだろ……


>>1が可哀想過ぎる

85:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:21:24.22 N4FfInIk0
>>1
家、出たら?

86:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:21:55.04 5V8Jsjdh0
過去形の口ぶりからして…

おっと誰か来たようだ

87:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:32:31.22 YOHyiWWK0
見てるよ!

88:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 22:35:42.69 t+J1pOWm0
それでカフカ先輩も来てくれて、簡単に話を聞いてもらったwww
糸色くん。「で、どうしたらいいと思います?このまま泊まらせたら、事態悪化ですよね?」
カフカ先輩。「そりゃそうだよwwwww一緒に帰ろう!!ね、まとい!わたしたちがついてるから大丈夫!!」

半泣きだったwwいい先輩に恵まれてわたし幸せ者w
ってなわけで、三人でわたしの家に向かった。雨がぱらついていた。
駐車場に親の車はなく、家も留守だった。
中に入るのはやめて玄関の前で親の帰りを待つことにしたのだけど、雨がひどくなってきたので先輩には帰ってもらった。
糸色君くんとふたりになった。

一瞬沈黙が流れたあと、糸色くんはわたしに声をかけた。わたしは糸色くんをを見ようと顔をあげた。
唇が触れていたwwwww彼とのはじめてのキスは雨降る夜になったw
あ、と思った時にはもう唇は触れてなかった。ただうつろな目の糸色くんの顔がすぐ近くにあったw
「もう一回・・・。」返事をするまえに再び柔らかい感触が唇におりちゃったwww
溶けてしまいそうだった。何度も繰り返した。抱きしめられて、舌が入ってきたwwwそのときの感覚は今でもしっかり思い出せる。

糸色くんの舌はつめたかった。「受け入れてくれた・・・」糸色くんがぼやく。
今度はわたしがねだった。「もっとして。」生まれてきてよかったwwwwwww

89:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:37:18.45 uK7XsH1Z0
ここから悲しくなるのか?(´Д` )



90:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:39:31.84 23TIZEan0
今めっちゃ、キュンキュン状態

91:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:42:51.88 FcWg1+kz0
パンツ脱ぎかけたけどいい話すぎて穿いた

92:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 22:42:56.84 t+J1pOWm0
けど、いつ親が帰ってくるのか見当もつかなかったので、糸色くんにも帰ってもらった。
わたしは一人、シャワーを浴びて寝る準備をした。鍵の回る音がして親と妹が帰ってきた。心臓が飛び跳ねた。
大丈夫だと言い聞かせて、親の前に出た。「話がしたい。」震えながら言ったwwww
糸色くんとした、ちゃんと親と向き合うという約束をやぶるわけにはいかなかったw

親も昨日より落ち着いていて、少し冷静に話をすることができた―と、思ったのだけれど、案の定すぐに怒鳴り声に変わった。
この淫乱女、・・・と。よくも娘にそんな言葉が吐けるなあと思うwwwwセックスでもなんでもすればいいじゃねえかと言われた。
生きた心地がしなかった。親という存在は大きい。その親とここまでもの溝ができてしまい、それだけにとどまらず数々の罵声を浴びせられる。
謝るしかできなかった。そんなことを書いてしまってごめんなさいと、うかれて調子に乗ってしまっただけだと必死で謝った。
けれどそんなことでちゃらにしてくれる親じゃない。一番恐れていたことを言われた。
「別れろ。」それだけは受け入れられなかったwwww

幸せを奪われると思った。
怒りの矛先は妹に向けた。なんせ、妹があのブログを見ていたらしく、母親にばらした張本人だからだw
「あんたのせいでこうなった!」激しい言い争いをしたww
妹はつめたい目で、わたしに「死ね」とwwwわたしのこのときの精神状態は、とても言葉にはできないw
気が狂ったかのように携帯だけ持って家を飛び出した。
それ以外、この呪縛から逃れる方法が思いつかなかったんだ…。

93:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:43:05.53 F0SxX9yni
鬱エンドだけはやめてくれ………

94:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:44:35.42 FcWg1+kz0
やっぱ俺のパンツ>>1の親に投げつけたい

95:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 22:51:30.19 t+J1pOWm0
深夜0時を過ぎていた。
泣きながら糸色くんに電話をしてしまったwwww糸色くんは酷く心配した声で、待ってろすぐに行くから!と言ってくれた。
二十歳なのに情けないwww
かけつけてくれた糸色くんの姿を目にした瞬間、会えてよかったと安堵の気持ちでいっぱいになったw
わたしの居場所をくれる人。ここにいていいんだよと言ってくれる人。やさしい手で撫でてくれる人。糸色くんのこぐ自転車の乗り心地は、とてもよかった。

でも、わたしの心情はぐちゃぐちゃだった。
何があったかを糸色くんに説明する中で、言ってはならないことも口にした。
「消えたい。」
糸色くんは、自転車をゆっくりとこぎながら、後ろにいるわたしにこのセリフを言った。
「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ。」そして続けた。
「本当はこのことは・・・もっと日が経過してから言おうと思ってたんやけど。」嫌な予感がした。
「おれの親友は少し前に―・・・。」「言わなくていい!」
糸色くんの言葉をさえぎった。「ごめん、もう消えたいなんて言わないから。」つらかった。


96:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 22:57:11.11 cWxgo2v/0
糸色くんの部屋にあがった。とりあえず今日は泊まれと言ってくれた。
ベッドの中で抱きしめられて、頭を撫でられて、幸せを感じた。嫌なことは忘れてしまいたかった。
キスした。もう止まらなかった。体をさわられた。「ごめん。」と糸色くんは言った。
「いいよ。」と返したら、上の服を脱がされて、おぱーい舐められたwww普通の男の子だなあと愛しい気持ちでいっぱいになった。

「わたしもしてあげる。」糸色くんの上にのった。反応はとてもよかった。独占欲が満たされた。
ズボンに手をかけて脱がせた。糸色くんはびっくりしていたけれど、構わずにつづけた。夢中だったwww

そして糸色くんが衝撃的な告白をしてくれた。
こういうことをするのは、初めてだというのだ。一瞬意味がわからなかった。
それだけでなく、ファーストキスの相手もわたしだという。意味がわかったとき、飛び上がったwwwwwwwwwww

97:名も無き被検体774号+
12/06/06 22:58:20.20 23TIZEan0
きたきた!

98:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 22:59:41.44 cWxgo2v/0
>>94
今は仲良くしてるから大丈夫だよ!ありがとうwww

99:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 23:00:52.92 cWxgo2v/0
>>97
見てくれててありがとう!もう少しおつきあいお願いします!

100: 忍法帖【Lv=32,xxxPT】
12/06/06 23:04:03.46 HmUR3eCWi
楽しみじゃ

101:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 23:06:56.37 cWxgo2v/0
その夜はそこまででやめた。
なぜならわたしがお月様だったからwwwwww
そうじゃなかったら、あの日が糸色くんの童貞卒業式になっていたのかも。

「実は、夢がある。」服を着て、落ち着きを取り戻したころ、糸色くんが言いづらそうに切り出した。
「自衛隊を目指してる。」心臓がはねた。
当時のわたしにとっての自衛隊のイメージは、危険の二文字でしか無かった。

そんなわたしの動揺を知ってか知らずか、糸色くんは淡々と続ける。「試験も受けて、ひとつは落ちてしまった。けど、つい今日もうひとつの結果が届いて、採用とのことだ。」喉がカラカラになった。
「3年ほど・・・。会えなくなるかもしれない―。待っててくれる?」
頭の中が真っ白になった。正直な気持ちが口から出た。
「わからない・・・。」「そりゃそうだ・・・。」「なんで言ってくれなかったの?」「受かるはずないと思っていた。そしたら通知が届いた・・・おれだって、せっかく彼女ができたのに、なんで?タイミング悪いって思ったよ。」
「・・・・・・それなら行かないでよ。」胸が締め付けられた。
きっとこのときに恋とは違う感情が生まれた。

愛してる、そう言いたかった。まだ付き合って日も浅かったかもしれない、それでも、あれは確かにもっと深いものだったと思う。

102:名も無き被検体774号+
12/06/06 23:07:15.92 WUWKqNt80
>>98 仲直り出来たんだおめでとう

続き待ってるよ

103:名も無き被検体774号+
12/06/06 23:08:52.41 uhTiN1lG0
うむ
切ない

104:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 23:14:07.87 cWxgo2v/0
いつもと変わらない朝がきた。
ただひとつ違うのは、糸色くんがそばにいるということ。彼の服を借りてそれぞれ出勤した。
考えることが多すぎだった。仕事中、わたしはずっと自衛隊のことが頭から離れなかった。自分が家に帰れるかどうかは二の次だった。
その日は昼に仕事が終わって、糸色くんのことを休憩室で待っていた。
メールで相談して、わたしはひとまず電車で自宅の最寄り駅まで帰ることにした。

しばらくしてその最寄駅まで自転車で来てくれた糸色くん。
とぼとぼとわたしの家に向かう。不安は増す一方だった。彼にこんなに負担をかけていいのか。申し訳ない気持ちであふれた。
傷をつけたくなかった。怖かった・・・・・・。
わたしの家のドアの前に立つと、中から、母親と妹の楽しげに笑う声がした。いたたまれなくなって、近くの公園に場所を変えた。
糸色くんがわたしの携帯を使い母親に電話をかけてくれる。―出ない。
留守電に声を残してくれた。何度かかけつづけてくれた。一向に出ない。日が暮れてきた。家の前に戻ると、車は消えていた。

わたしは中に入って、荷物をまとめて外に出た。
糸色くんは自転車、わたしは電車で再び糸色くんの部屋に戻った。

105:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 23:25:48.01 cWxgo2v/0
カフカ先輩がちょうど仕事を終え、会うことになった。
三人で近くのバーに入った。わたしはカクテルを出してもらった。不安はどこかへ消えていた。楽しくて仕方がなかった。
糸色くんは友達との約束があるとのことで、途中で抜けてしまった。
わたしは調子に乗ってはしゃいだ。糸色くんの話題ばかりをカフカ先輩やバーテンダーにふった。

そうしていたら着信が入って、母親からだった。
「ごめん、きづかなくて・・・今携帯見たんよ。どこにおるん?」声がやさしかった。
正直ほっとした。「カフカ先輩といる。今夜は泊めてもらうから、明日帰る。充電が残り少ないから、またあとでかけなおすね。」そう言って切った。

まだ帰りたくなんてなかった。
糸色くんが戻ってきた。シャンディガフというお酒を飲む糸色くんの姿が、とてもかっこよく思えた。
そして糸色くんはバーテンダーにあの話を始めた。
自衛隊の話。え?と思った。横を見る。カフカ先輩はまったく驚いていない。どうやらもうすでに知っているようだった。
ショックだった。わたしにとってはすごく大切な話で、糸色くんもわたしにだから話してくれたのだと思っていた。
勘違いだったことを知り胸がざわつく・・・。

思わず、自衛隊になんかなったら別れると言ってしまったwwww
嫌だと言ってくれると思い込んでた。
糸色くんは「じゃあ仕方ないな、別れるか。」と言った。カフカ先輩やバーテンダーの目の前で。
わたしは半泣きで「そんなんだから童貞なんだよ!!」と叫んだwww
カフカ先輩がビールをこぼしたwwwww

耐えきれなくなってバーを飛び出した。泣きながら走った。糸色くんを危険な目に合わせたくなんかない。
でも気づいていた。わたしたちは、つい数日前までお互いの名前も知らないような赤の他人だった。
わたしに糸色くんの夢の邪魔をする権利なんてあるはずがなかった。
糸色くんは追いかけてきて、道に迷うわたしを「こっち」と誘導しつつ部屋に上がらせた。

荷物をまとめてわたしに出した。
こんなに簡単に別れてしまえるのかと心底悲しく思った。わたしは別れたくなんてなかった。
糸色くんは時間を気にしていて、「また戻って飲むってカフカさんと約束してるんだけど。」と言ったwww


106:名も無き被検体774号+
12/06/06 23:28:25.75 fR2imiHd0
お前の日記帳じゃないんだからいちいちスレ立てんなメンヘラ
手首きってこい

107:名も無き被検体774号+
12/06/06 23:34:34.23 uhTiN1lG0
つづきまってるょ

108:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/06 23:48:06.03 cWxgo2v/0
正直、後輩がその彼氏と別れるかもしれないというのに、その彼氏と飲もうとしているなんて―と、カフカ先輩に不信感を抱いてしまった。
やっぱり自分だけがこんなに好きだったのかと、糸色くんの気持ちも疑ってしまった。
カフカ先輩のところになんて行かせたくなかった。
どうしようもできなくなって、糸色くんをベッドに押し倒した。キスして唇をふさいで、「別れたくない。」ってすがった。
糸色くんは不思議そうな顔で、なんで?って聞いてきたw

好きだから、それ以外に理由は必要なのだろうかwww
不安から、必要以上に糸色くんにベタベタしまくった。いつからか糸色くんも盛り上がっていて、そのままいっしょにシャワーを浴びた。
「童貞なめんなよ」と言われた。そういえばさっきバーで・・・。

シャワーから出て、ふたりともすごく疲れていたんだと思う。別れ話はなあなあになって、抱き合って寝た。


109:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 00:03:42.66 cWxgo2v/0
翌朝、糸色くんは仕事が休みだった。わたしはこの日も昼までだった。
仕事後、糸色くんが来てくれて駅で少し話をした。
わたしは一人で家に帰り母親と話をする決心をしたんだww心の中は不安でいっぱいだった。糸色くんに心配をかけたくなくて、無理に笑顔をつくった。
話せばわかる。糸色くんは何度もそう言う。うなずくしかなかった。一番の不安は、糸色くんがいなくなってしまうことだった。

昨日あんなことがあったので、本当は糸色くんは別れたいんじゃないかと思う部分もあった。
そう考えてしまっていることを悟られないように、わたしは明るく振舞って言った。「本当にありがとう!がんばるね!」糸色くんも笑顔だった。
「なんか、変わったね!顔色が全然違う。良くなったよ、お前。」「もちろん!」電車の時間が迫っていた。

別れ際に隠していた気持ちが出た。「相手を不安にさせる恋愛なら、しないほうがいいと思う。」―大丈夫だよ、という言葉が聞きたかった。
糸色くんは「ああ。わかった覚えておく。」そう言った。少しずつ歯車がずれていってたんだな。

一人で家に帰った。母親は冷静だった。口論にもならず、落ち着いて話をすることができた。
時間というのは大切だ。わたしが家出したことで、少なからず母親にも冷静に考えられる時間ができた。いったん離れるというのは間違ってはいない選択だった。
ただ闇雲に言い争いをしても何にもならないことを知った。

110:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 00:04:30.17 cWxgo2v/0
糸色くんとは、門限9時を守るようにと約束させられた。
それを守ることで幸せが続くのならと、わたしは承諾した。糸色くんにメールで報告すると、今後の成長が楽しみだと言われたw
それを素直にうれしく思った。どっかでガス抜きもしろよ、あんまり頑張りすぎると壊れちゃうからねとも言われた。

平和が戻ったと思っていた。相変わらず仕事後に会うという、ささやかなデートを楽しんでた。
付き合って一週間が過ぎた日、はじめて糸色くんの友達に会った。どこが好き?と聞かれて、全部と答えたwww

本当に全部好きだった。友達に紹介してもらえたことは、本当にうれしいことだった。
改めて自分は糸色くんの彼女なのだと思えた。もう少しお店に居たかったのだけど、門限も迫っていたので糸色くんに帰ろうと促された。
「あそこにいたら二人きりになれないしな。」どきっとしたwwwww
「お前と会ってから人間的に素直になれた気がする。」こうも言われて、目がうるんだ。ありがとうと思った。


111:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 00:12:56.43 O+bqQF9c0
次の日は昼から彼とカラオケの約束だった。
午前の仕事中、わたしは浮かれた気分で時計ばかり眺めていた。上がりの時間が近づいたころ、一通のメールが届いた。母からだったwwwww
「今日、迎えに行くからごはん食べに行こう。」胸がざわついた。母がそう言ってくれたことはうれしかった。断れば母がどんな気持ちになるかも容易く予想できた。
それでもわたしは彼を選んだ。

―カラオケを楽しんでいる間は母のことを忘れていた。
家まで送ってもらう帰り道、満たされた気分で質問をした。「好き?」「好きさ。」物足りなかったw
「愛してる?」聞いてしまった。
「愛とか・・・簡単に口にできるもんじゃないんだよ、ごめん。」しまったと思った。
盛り上がりすぎていた自分に後悔した。家に帰ったら、母はいなかった。夜遅くなって帰宅してきた。
その夜は顔を合わせずに寝た。

112:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 00:28:25.24 O+bqQF9c0
もう誰もみてないか、な?

次の日の昼、話し合いになった。
激しかった。話にならず、顔も見たくなくなって部屋に閉じこもった。糸色くんとメールでやりとりして、言わないと決めた言葉、また口にしてしまった。
「消えたい。」糸色くんはいったいどんな気持ちだったのか。
「あなたはあなた自身のことが好きですか?」そう打たれたメールを目にしたとき、頭がくらくらした。わからない。

その後、なんとか糸色くんとのメールで落ち着きを取り戻して、再度母親に話しかけた。
時間があいて普通に話ができるようになってた。笑い声も部屋に響いた。糸色くんの言葉がわたしと母親を変えてくれた。
「お願いだからもうあんなこと言わないでくれ。たった一人の母親だろ。」
糸色くんはわたしより三個年上なだけなのに、大人だと思った。

113:名も無き被検体774号+
12/06/07 00:29:12.87 /AdaznTs0
みてるよ

114:名も無き被検体774号+
12/06/07 00:29:49.46 VAJyvB/R0
見てるよ

頑張れ

115:名も無き被検体774号+
12/06/07 00:32:26.58 KudtwJlYO
見てるよ

116:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 00:39:08.15 O+bqQF9c0
ファミレスにわたしと糸色くんと母はいた。
わたしが二人に会ってほしいと言ったんだ。きっと糸色くんを知ったら、母は安心してくれると思ったからだ。
この時のわたしは、糸色くんの気持ちを考えていなかった。糸色くんにとっては、面倒事に巻き込まれている以外のなんでもない、ということに気がつけなかった。
いや、気がついてはいたけれどわたしはその気持ちを無視した。感情は隠しきれない。二人を合わせたことは失敗だった。

糸色くんと別れてから、母の機嫌は悪かった。
「やっぱり仲良くできんわ。」そんなこと言わないでと思った。人と付き合うのに、親の気持ちまで考えないとならないのか?すごくもやもやした。

深夜0時ちょうどに、糸色くんがメールをくれた。「誕生日おめでとう。良い一年であれ。強く生きろ。」覚えてくれていたんだと、少し気持ちが晴れた。
わたしの21歳の誕生日だった。

朝が来て、昼が過ぎて、仕事を終えて糸色くんの部屋に遊びに行った。
たまごを乗せたカレーライスを作って出してくれた。うれしくて泣きそうになった。ちょっぴり辛くて泣きそうになったwwww
「今日は何でも言うこときいてやるよ。」糸色くんは言ってくれた。

おもいっきり甘えたかった。けど、恥ずかしさが勝って控えめな注文をしたwwww
気が付けば門限をかなり過ぎてしまっていた。わたしの言い訳は、「誕生日くらいいいじゃん。」
人は簡単には変われない生き物だと、身をもって知る。まだ帰りたくなかったから、いっしょにいたいから、欲求に忠実に従えば、どうなるかぐらいわかっていたのに・・・・・・・。

―わたしはまた家出した。涙で顔はぐちゃぐちゃだった。
自業自得なんだけどwww



117:名も無き被検体774号+
12/06/07 00:42:31.17 /AdaznTs0
うーむ、暴走してるのなあ

118:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 00:43:48.09 O+bqQF9c0
>>113
>>114
>>115
よかった見てくれてたwありがとうございます!

ここから糸色くんの筆おろしが始まりますが、話の流れ的に軽く流した方がいいでしょうか?wwwwwww

119:名も無き被検体774号+
12/06/07 00:45:25.97 /AdaznTs0
>>118
お任せ

どっちでもいいよ

120:名も無き被検体774号+
12/06/07 00:47:52.17 wQIfjveW0
書きたいように書いてください!

121:名も無き被検体774号+
12/06/07 00:48:54.85 gwQ2K1FA0
>>118
ダメ!
濃厚に

122:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 00:54:14.22 O+bqQF9c0
早朝。糸色くんの部屋に押し掛けた。
何も話さないまま、ベッドにもぐりこんだ。何を言えばいいのか、わたしにはわからなかった。
糸色くんも無言で抱き着いてくる。やけに密着して離れない。心臓の音がうるさいくらいに響いてたwwwww

朝だから普通に部屋は明るくて、糸色くんの顔もよく見えた!
まつげ長いなあ・・・とか思っていると、糸色くん体を起こしてわたしを組み敷いたwww見下ろされる体制になって、目が合うと半端ないくらい鼓動が早くなったwww



123:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 01:05:26.85 O+bqQF9c0
じゃあなるべくオブラートに包みながら流れを書きますww

つづき。
糸色くんキスしてきて、わたしはなんかされるがままだったwww上の服まくられて、すこしくすぐったいwww
「どしたん?なんかおとなしいね。」そう言われたwww緊張で声なんか出ねえっつのwwwww
そして、糸色くんの手が下に移動wwww
焦らしも何もなく直行でぱんつの中に入れやがったwwwwwwwwwwww
糸色くん一言!「ロリなのに盛りまんじゃない!!!」
おwwwwまwwwwwwwwえwwwwwwww

124:名も無き被検体774号+
12/06/07 01:07:15.67 /AdaznTs0
わろたーーーー

ろりなのにって

125:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 01:16:52.26 O+bqQF9c0
そしてまあここらへんは省略して、わたしのターンにします。
糸色くんはとっても感度が良いwwww耳舐めながら「先輩!すごい固くなってますよ、どして?」ってアレ触ると反応が半端ないwwwwww
若干引くレベルwww
糸色くんのアレはでかいwww経験の少ないわたしが見ても、見るからにでかいとわかるwwwこれ入れると痛そうだ・・・と、冷静に考えてしまったww

そんで気づいた。
「あっ…ゴム無いよね、どーすんの!」
でも心配はいらなかったww引き出しからゴム出してきて、「こんあこともあろうかと用意はしてた!」と見せてきたw

童貞だから付け方わからないんじゃないかと思ってたら、あっさりつけてたw
いよいよか!!と緊張もMAXにwwww

糸色くん、遠慮なしにわたしの両足持って左右に開いたwwwwwwww

126:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 01:28:12.87 O+bqQF9c0
でもやはり童貞、どこに入れたらいいのかわからないらしく的外れな場所にゴリ押しwwwwww
「もうちょっと上!!」ちょっと笑いをこらえながら指示したwwおとなしく従う糸色くんwww
次の瞬間、激痛がwww場所は確かにあっているのだけれど、やっぱりこのサイズ入りませんwwww
「痛い痛い!」と我慢できずに叫んだら、「え?え?」と焦りだした糸色くん・・・・・。

やばいこのままじゃ、できない!と思ってわたしは覚悟を決めた…。
「いや痛くない!!さあこい!!だいじょうぶwwwwwさあwwwwwww」
糸色くん、思い切り腰を沈めてきたw
入ったーーーーーーーーーーーーーーー(゜Д')wwwwww

なんとも言えない衝撃に耐えているわたしをどう思ったのかは知らないが、とりあえず糸色くんはぎこちなく腰を動かしていた…。
しかもAVみたいに体を起こしたまま振っているので、愛が感じられないwwwwww

127:名も無き被検体774号+
12/06/07 01:30:16.32 /AdaznTs0
そりゃあDTですから


なんかゴメンwww

128:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 01:35:27.41 O+bqQF9c0
仕方ないので聞いてみた。
「kkkっか感想は?」「なかなか良い具合ですなあ…。」
そんで糸色くん、高度なテクを使ってきたwww
つながったままわたしの体を反転させてきやがったwwwそうです、ばっくーですw
「おらおら!」とか言いながら突いてきたww痛くて死ぬかと思ったww
ところで愛が感じられないww



129:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 01:36:46.80 O+bqQF9c0
>>127
DT恐ろしいwwww話に聞いてたのと違うwwww

130:名も無き被検体774号+
12/06/07 01:43:22.74 /AdaznTs0
>>129
恐ろしいというか

昔の自分がそこにいる気がする………

131:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 01:44:03.35 O+bqQF9c0
「経験者だろ!?俺にもなんか教えてくださいよーw」
と敬語で言われたww
仕方ないから体制を変えて、きじょーいの形を取ってみた。だけどわたしは自信がなかったwww
なんとか一生懸命していたら、物足りないのかすぐにバックに戻されたwww
そこで朝起きる用のアラームが鳴ったwwwwwwwww

結果。糸色くんは不発で終わりました。
童貞って入れたらすぐいっちゃうんじゃなかったの?wwwwwわたしが悪いの?wwwwwww

132:名も無き被検体774号+
12/06/07 01:49:43.88 /AdaznTs0
>>131
サーセン いまでもすぐにいけます//

133:名も無き被検体774号+
12/06/07 01:53:21.39 HDcUKvXV0
わかるwww
童貞ってAVで見たままやったりするから愛感じられないよねwww

あたしはぎゅってして、て言ったなー
懐かしすwww

134:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 01:54:50.56 O+bqQF9c0
でまあ、これが糸色くんとのはじめてになったわけです。
このあとシャワー浴びて急いで支度して仕事に行きました…。

でも、なんとなく、うすうす気づいてはいたんだよね…。

この恋の結末・・・書きたいところですが、眠い・・・。
ここでやめたら落ちちゃうよねやっぱwwww

135:名も無き被検体774号+
12/06/07 01:56:11.05 /AdaznTs0
>>134
全然落ちないけどww
丸一日余裕だ

しかも童貞の思い出をみんなが保守がわりに書きそうww

136:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 01:56:33.50 O+bqQF9c0
>>133
糸色くんには本当に愛がなかったのですww

137:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 01:59:13.15 O+bqQF9c0
>>135
本当ですか?もし明日も残ってたら続き投下しに来ます!
気がむいたらまた見てやってくださいww

みなさんおつきあいありがとうでした。寝ます。

138: 忍法帖【Lv=33,xxxPT】
12/06/07 01:59:15.86 L9GcuA1Wi


139: 忍法帖【Lv=33,xxxPT】
12/06/07 01:59:43.01 L9GcuA1Wi
愛がなかったのか

140:名も無き被検体774号+
12/06/07 02:04:08.23 ZVlX8dpU0
あー、童貞の時ね。ホントにね、もうね、あれ、童貞卒業した覚えがないな……

141: 忍法帖【Lv=5,xxxP】
12/06/07 02:04:49.57 Ws+xJWeo0
恋は下心
愛は真心
っていうじゃん。
いろいろ話してせクロスも重ねて真心を
2人で育めばいいと思うよ


とマジレス

142:名も無き被検体774号+
12/06/07 02:06:24.74 HDcUKvXV0
>>140
すまんわろたwww

143:名も無き被検体774号+
12/06/07 02:16:58.26 /g2FRuN70
俺も童貞卒業の時イケなかったなー

144:名も無き被検体774号+
12/06/07 02:17:14.94 Re9s8yk4i
なんで母妹と仲悪いの?

145:名も無き被検体774号+
12/06/07 02:45:52.75 8OZ3cNdC0
童貞卒業の時は気持ちよかったわーwwww




ってネットに書いてあった

146:名も無き被検体774号+
12/06/07 03:38:32.26 ZfqJ9X6E0 BE:6082819698-2BP(0)
今北産業

っていうかなんで誰も
>>95
の糸色くんの台詞が攻殻1話の少佐のパロってことにつっこまないの?

そして読んでいるうちに何時の間にか携帯小説の世界に迷い込んでいた件について。

147:名も無き被検体774号+
12/06/07 03:52:12.12 /6uunbJS0
今北なのに熟読済みとはこれいかに

148:名も無き被検体774号+
12/06/07 04:06:34.08 bY7EcHxt0
仲良くできんわ、って言った母親は男がどういう奴か見抜いてて言ったんかね

149:名も無き被検体774号+
12/06/07 04:15:27.76 L9GcuA1Wi
>>148
まさか母は気づいていたのか


150:名も無き被検体774号+
12/06/07 04:36:08.25 gwQ2K1FA0
>>146
みんなトグサ派

151:名も無き被検体774号+
12/06/07 13:47:47.83 68S0tDqgO
ほ しゆ (´∀`)

152:137
12/06/07 15:51:40.32 lHLWIzmKi
糸色君にしたら急過ぎる展開だよな
気持ちが高まる前にイキナリSEX展開になったんだから愛が無いとか責めるのは酷だよ
そう考えると母親の言動も一理あるかなと。
簡単に股を開いちゃうと遊ばれちゃうよ?
ってのはあるかも。
しかも相手は恋愛未経験の童貞君な訳だし初めてのSEXに舞い上がってしまって1を想う事より頭の中が身体の事で一杯になるかも。

153:名も無き被検体774号+
12/06/07 15:58:05.09 TBlXT6en0
なんかスレタイ的に大分相手を見下してるような気がしてならない

154:名も無き被検体774号+
12/06/07 16:16:10.61 lHLWIzmKi
彼に愛が無いと言うが1に愛があるの?
自分の事しか考えてないで、仕事と私、どっちを選ぶの?的な最悪なメンヘラ女にしか見えないんだが
やっとの思いで自衛隊の試験パスしたのにこんな女にまとわりつかれれば1が気の毒にさえ思える

155:名も無き被検体774号+
12/06/07 20:16:53.62 AfYRf/Oq0
卒業式? あぁ今8浪中だわ

156:名も無き被検体774号+
12/06/07 20:30:23.13 +GBP9OhT0
>>155
ベンゾウさんかよww

157:名も無き被検体774号+
12/06/07 20:35:38.03 TZuqN9bn0
何時くらいに来るのかな?


158:名も無き被検体774号+
12/06/07 20:49:48.77 k8o8GHON0
はよはよ

159:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 21:13:40.22 orjUrrI00
みんなー、ほしゅありがとう!
相変わらず遅レスだけど投下するから暇だったらつきあってね!

160:名も無き被検体774号+
12/06/07 21:16:31.35 CV6y0B2ji
おかえりー

161:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 21:18:17.68 orjUrrI00
で、その日、仕事終わって糸色くんの家に一緒に帰った。
まあわたしがこれからどうするか、って話になるよね。
どうしたら親子関係は修復できるのか?って、糸色くんかなり悩んでいる様子だった。
本当にもうしわけないと思った・・・。


162:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 21:22:59.86 orjUrrI00
>>160
ただいま!

でも、わたしは別にいつもいつも家族と仲悪いんじゃなくて、むしろ仲いいほうなんだよ。
母子家庭なんだけど、母と妹と小さな家で特に苦労することも無く暮らしてきた。
母と二人で、毎年バンドのライブを見に遠征したり、妹とは一緒にゲームもやるし買い物も行く。

ただ恋愛が絡むとややこしくなっちゃうんだ・・・。

163:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 21:30:45.88 orjUrrI00
それを糸色くんにも伝えた。静かに聞いてくれてるから、わたしも話しやすくって、どんどん深い話にもなっていった。
それはわたしにとっては、ただの思い出話に過ぎなかったけど。
ある程度しゃべって、ふいに糸色くんを見ると、なんと泣いてたwwwwww

164:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 21:38:20.15 orjUrrI00
わたし「なんで泣いてるの!?」
糸色くん「知らねえよ!勝手に涙が出てくんだよ」

なんとも言えない気持ちになって、おもわず糸色くんを抱きしめたww

「おまえのこと誤解してたかも…。何も考えてない、すぐ行動に出る幼いやつだと思ってた。」
「でも、それは俺の早とちりだったのかなあ…。」
「もっとゆっくり知りたかった、進みたかった…。」

糸色くん一人でしゃべりながら、抱きしめかえしてくれた。
いつのまにか二人そろって泣いてたwwww

165:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 21:51:06.12 orjUrrI00
糸色くん、「こんなに素の自分を見せたの、お前が初めてwww」って言ってくれたw
愛しさが爆発してしまったww
この想いをどうしたらいいかわからなかったwww思いのままにベッドに押し倒したwww

「これなんてエロゲ!?」
糸色くんおっきwwwwwwwwそのままセクロス突入。
朝よりすごい気持ち良くて、きじょーいで夢中になってたら、突然「あっ」って糸色くんが腰を引いた。
抜いたとたん、いってしまった様子www

「なんで外出しなのwwwゴムつけてんのにwwwww」

返事は「ね、念のため…。」

3分くらいだったwwwwwww




166:名も無き被検体774号+
12/06/07 21:54:57.34 /AdaznTs0
仕方なし


早漏いじめないで(-_-;)

167:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 21:59:50.14 orjUrrI00
そんな感じで三日間くらい糸色くんの家に泊まった。
本当は、何度も送ってくれようとしていたんだけど、結局「まあ…今日は遅いし明日でいいか。」って感じで先延ばしになってたwwww

でも、まあそろそろってことで。
糸色くんに連れられて、一緒にわたしの家の前に立った。
夜9時くらいだったと思う。

「ごめんね迷惑かけて。こんなの、おかしいよね。」
そう言ったら、糸色くんは

「就活で何度も面接くぐりぬけてきたんだよ。これくらい、どうってことねえよ。」
って言ってチャイムを押したwwwwww

168:ポルコ【転載禁止】 ◆1k6UZFRjmMcT
12/06/07 22:00:05.81 xaq9z4kh0
イタ電は毎日続いた。

昼間はマナーモードにしていたけど、講義中にもかかってくるので非常に迷惑だった。

私も電源をオフにするか電話に出なければ良いものを、つい出てしまっていた。

だって犯人が誰だか気になったし、基本かまってちゃんだしw

169:名も無き被検体774号+
12/06/07 22:01:47.05 xaq9z4kh0
スレ汚し大変失礼しました。


170:名も無き被検体774号+
12/06/07 22:05:55.33 TZuqN9bn0
おかえり
待ってたよ

でも自分のペースで書いてね

171:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 22:07:03.35 orjUrrI00
母が出てきて、まずわたしを見た。
それから糸色くんを見て、「はっ!?」って怪訝そうな顔をした。
糸色くん、身を乗り出して叫んだ!

「まといさんをお連れしました!お返しします!」



172:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 22:13:57.71 orjUrrI00
>>170
待っててくれてありがとうです!
お言葉に甘えて、遅いですが少しづつ投下していきますww

つづき。
母は眉間にしわを寄せて、「返すの遅くない?何日経ってると思ってんの?」って糸色くんに言った。
わたしは逃げたかったwwww

でも糸色くんは怯みもせずに続けた。
「おっしゃるとおりです!遅くなりました。いえね、色々考えていたら、整理するのに時間がかかってしまって。本当にすみません。」

「…とりあえず近所迷惑になるから入って!」母の言葉で、わたしと糸色くんは中に上がった。

173:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 22:25:48.95 orjUrrI00
わたしの部屋で3人座って話し合いになった。
ほとんど母と糸色くん二人で話してた。
糸色くんは話上手だったけど、聞き上手でもあったwwww

母の言うことを、おかしいと思ったら「それは違うと思います。」とハッキリ言いつつ、自分はこういう考えであるということも話していた。
最初はキレ気味だった母も、いつからか糸色くんの話をちゃんと聞いてくれるようになっていて。
糸色くんも糸色くんで、母の話を聞いてあげていた。

次第に二人は打ち解けてきたのか、「ああそれわかります!僕もそう思います!」「そうでしょ!!わたしの言うことわかるでしょ!」と、お互いを賛同するような会話が増えていっていたwwww


174:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 22:30:38.73 orjUrrI00
母「この子、嫌なことがあるとすぐ逃げて。家出も過去に何度したことか。」

糸色くん「そうなんですか?!ぼくと付き合う前からあったんですか!?」

母「うん!最初は心配して仕事を抜けて探したこともあったけど、何度も繰り返されたらまたかwwwってなるわ!」

糸色くん「はああー。そりゃそうなりますよね。いやあ、びっくりだな。」

わたしにとって分の悪い展開になってしまったwww

175:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 22:38:12.70 orjUrrI00
でも、話し合いは母のこの言葉で丸く終わった。

「まあ、こんな子だけど、あなたのことすごく好きみたいなのはわかったから…。疲れることもあると思うけど、よろしく頼んでいい?」

母wwwww
糸色くんは、「はい、わかりました。遅くにすみませんでした、ありがとうございました。」そう言ってお辞儀して、立ち上がった。
わたしは玄関の外に見送りに出た。

「ぎゅってして。」
なんとなく、口からそんな言葉が出た。
でも糸色くんは、軽くわたしの頭をポンポンだけして、じゃあなって背中を向けて帰って行った。

なんだか、もう会えないような、そんな気がした。



176:名も無き被検体774号+
12/06/07 22:40:27.57 U0TevlHk0
見てるからね

177:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 22:46:47.57 orjUrrI00
次の日、糸色くんから連絡はなかった。
嫌な妄想ばかりをして吐いてしまったwwwwww
夜中、いてもたってもいられなくなってこっちからメールを送ったww

「別れたの?」
返事はすぐに来た。

「こんな後味悪い別れ方するかよ。」
「距離置いたほうがいいと思った。」
「少し時間がほしい、昨日は情報が多すぎた。」

糸色くんの心を無視していた、わたしの当然の報いだった…。
糸色くんはもういっぱいいっぱいだったのだと思う。
それでもまだ、わたしは自分を優先した。

時間がほしいという糸色くんに対して、そんなの耐えられないから別れるならはっきり決断して。と・・・wwwww

178:名も無き被検体774号+
12/06/07 22:50:27.66 X1Zukmij0
うん、うん


179:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 22:51:15.58 orjUrrI00
>>176
ありがとうございます!

そして糸色くんは直接、わたしに会いに来た。
別れを言いに来たのだと確信した。
「けじめをつけるため。」糸色くんはそう言った。「別れよう。」と。

胸がえぐられるような感覚って、こんなことを言うんだと思ったwwwwww
泣くことしかできなかったwww
大切にすると誓ったのに、わたしはいつしか糸色くんを苦しめる存在になっていたということ。

「強く生きてくれ。」糸色くんは言った。
力のこもっていない目だった。
「やっぱりあのとき抱きしめておけばよかった。」
そんなことも言ってた。

とても苦しかった。糸色くんまで泣き出した。
「おれのことをこんなに愛してくれる子は、もういないかもしれん・・・。」

糸色くんと会って人を好きになることの喜びを知った。幸せを知った。悲しみを知った。ただ糸色くんのことだけを見ていたかった。

180:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 22:57:50.12 orjUrrI00
―朝を迎えた。
二人はまだ別れていなかった。母の力だったwwwww

あのあと泣きながらお別れしたはずなんだけど、号泣しながら家を出て行った糸色くんを、母が追いかけて捕まえていたwwww
「あなたがいなくなったらまといは本当に居場所がなくなってしまう!!」
そう言ってたらしいwww

糸色君は、「僕がいるから彼女が弱くなってしまうんじゃないかと思うんです。」って言ったらしいww

それに対して母が「そんなことない!泣くほど好きなら、別れる必要なんてない!!」とか言ってくれたらしいwwww

糸色くんはわたしに
「もう少しまといの答えを見ていきたいというのが素直な気持ち。」とメールをくれた。

今にも消えてしまいそうな頼りない文面だった。

181:名も無き被検体774号+
12/06/07 22:58:05.46 U0TevlHk0
いや無理考えただけで涙出るわ

182:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 23:03:42.46 orjUrrI00
それから二日後くらいのこと。

ショッピングモールでデートをしたその夜、わたしは再び絶望を味わったwwwwwww
人身事故による電車の遅滞。門限に遅れたwwwwwww
信用の無いわたしは、また約束を破ったと母と妹に責め立てられた。居場所なんてどこにもなかった。

それでももう家出をしないという、糸色くんとした約束だけは守りたかった。
部屋に逃げこむと妹が追いかけてきて、わたしを隠す布団をはぎ取るwwwwwwww

壊れそうだった。ベランダから飛び降りてしまいたかったよwwwwwwww
なんで電車なんかに飛び込んだんだよwwwwwwだれだよ死んだのwwwwwww

とうとう過呼吸になってしまった。

妹は後ずさりして、「頭おかしいんじゃね。」と母のもとへ戻った。
震える指先で携帯をさわったw糸色くんに電話をかけたんだ…。
けど、声を聞いても冷静さは取り戻せなかった。電話を切るとメールが届いた。

「いいかもう割り切れ、自分が正しいと思うならそれでいいがな。味方はいない?自分の最大の味方は自分ぞ。障害は乗り越えていくしかないんぞ。」

息苦しかった

183:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 23:06:28.04 orjUrrI00
背中をさすってくれる手はもう、どこにもなかった。

 「別れよう。」

人身事故の次の日の夜だった。
それは電話で告げられた。神様なんていないと思った。


184:名も無き被検体774号+
12/06/07 23:07:15.55 dEpyVvLr0
過呼吸は手を貸してあげないといけないくらいヤバいものもあるっていうのに…
いくつだか知らないけど、頭おかしいのは妹も同様じゃないか

185:名も無き被検体774号+
12/06/07 23:09:49.69 ixk/fDg10
みんなおかしい

186:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 23:12:37.26 orjUrrI00
会いたいと言って糸色くんと会った。
別れた次の日だった。まだ考えなおしてくれるんじゃないか、そんな思いがどこかにあった。
糸色くんの最寄駅。馴染みの深い場所。

コピーバンドがね、ゆずの夏色を歌ってたwwwwww

この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて ブレーキいっぱいにぎりしめて ゆっくりゆっくり下ってく ゆっくりゆっくり下ってく

自分と糸色くんに重ね合わせちゃって顔はもうぐちゃぐちゃだったwwww
後悔してもどうにもならなかったww

大好きで大好きで大好きで大切だった。幸せだった。たまらなかった。そばにいてほしかった。一人にしないでほしかった。

そんな思いは結局、届くことなど無かったwwwwww

187:名も無き被検体774号+
12/06/07 23:15:35.51 VAJyvB/R0
切ねえ…

188:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 23:17:19.11 orjUrrI00
>>184
妹は2個下です。昔から喧嘩の絶えない姉妹ではありましたwww

若干、メンヘラっぽくてなんだか書き込みしづらいけど、一応自分の中で省けないことなので書きます。
負の単語を検索していて、見つけたページがある。
人は生きているんじゃない、生かされているのだということ。
心臓は無意識に動いて、24時間休むことなく血液を体内に送り続けている。
心が消えたいと嘆いたって、体は生きたいと訴えている。
どんなに悲しいことがあっても、おなかは減って喉が渇く。生存本能に逆らうことは、とても難しい・・・。

皮肉だなあと思った。必死に生きようとしているこの体を、殺すことなんてできないと思った。

もう数日間、家族と口をきいていない日が続いていた。模索していた。

逃げる以外に、何か方法がないかと。
生きていたかったんだよwwwwwwwww



189:名も無き被検体774号+
12/06/07 23:20:13.39 bKaeQoVII
質問いい?
糸色くんのどこに惚れたの?
絶望先生に似てるみたいだし、少なくともイケメンでは無いと思うんだが

190:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 23:22:31.75 orjUrrI00
荷物をまとめて母にメールを送った。
「自立する。しばらく友達のところへ身を寄せる。今までありがとう、お世話になりました。」

友達はもう下まで迎えに来てくれていた。揺るがない決断だった。
縁が切れるかもしれないということは覚悟の上だった。
靴をはいた。
「ちょっと待ちねーや。」母が追いかけてきた。

「あんたの日記見た。この淫乱娘。」

そう、あのブログをやめてから、ノートを買って、手書きで日記をつけてたんだwww
ここに書いてるのと同じくらい事細かくwwww
もちろん糸色くんとのセクロスも記録してあるwwwwww

それを見られただとwwwww
そういえば最後に日記つけた日、机の上におきっぱにしていたようなwwwwww

191:名も無き被検体774号+
12/06/07 23:22:57.40 /AdaznTs0
なんだろう

最後のへんなんかよくわからねぇ

192:名も無き被検体774号+
12/06/07 23:24:49.67 68S0tDqgO
なんで淫乱淫乱言うんだろ…母親が娘に言うセリフじゃないよなぁ(;_;)

193:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 23:26:18.27 orjUrrI00
>>189
一般的にはイケメンではないかもしれないけど、わたしの好みドストライクでしたwwww
最初はノリもありましたが、恋って理屈じゃないじゃないですかww
照れ屋なとこや笑い方、共通の趣味、考え方、大人びた口調、たまに見せる甘えたしぐさ、変態なところや脇フェチなとこ、惚れる要素なら山ほどありましたwwww


194:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 23:30:26.29 orjUrrI00
でももう何を言われても関係なかった。
「さよなら!」笑顔で飛び出してやったwww

友達の車に乗り込んで、さあ新しい人生のスタートだ、とわくわくした。
糸色くんにも報告した。
そしたら「楽しめ毎日を!頑張れとは言わん。そんなんはあとからついてくる。筋道立てろ!背筋を伸ばして真っすぐ歩いていけ。」って返事くれたww

うれしかった。自分の行動を応援してもらえるという、心強さ。
恋人ではなくなってしまったけれど、心の支えには変わりなかった。今ならなんだってできる気がした。

195:名も無き被検体774号+
12/06/07 23:35:42.72 zvOJwtbP0
付き合うことになったのって何日前だったけ?

196:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 23:36:31.43 orjUrrI00
…と、ここまでがみんなに聞いてほしかったことの半分くらいです。
結局、糸色くんとは三週間のお付き合いでした。
わたしのまえに糸色くん、一か月付き合った彼女がいると言っていましたが、実は一週間で振られていたそうですwww
手もつなぐことなく。

あと半分、まあ、あることが起きたからスレ立てたんだけどね、それをよかったら聞いてほしいです。
とりあえず今日は寝ますwwww

197:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/07 23:38:06.14 orjUrrI00
>>195
三週間前ですwww急展開すぎてそりゃ糸色くんも病んじゃいますって。
後悔はしている・・・。

198:名も無き被検体774号+
12/06/07 23:39:21.55 TZuqN9bn0
おやすみ
書くのもつらいだろうにありがとう
また明日来ますね

199:名も無き被検体774号+
12/06/08 00:01:02.82 n36ppKIR0
かなり最近かよ

というか、>>1がなんかもやっとしてる気もする

200:名も無き被検体774号+
12/06/08 00:08:13.74 /7cDLM5C0
門限って電車が遅れてるとか連絡すればすむもんじゃないのか?・・・
>>1視点だからか分からないが母も妹も糸色くんもおかしいように見えるw

201:名も無き被検体774号+
12/06/08 01:35:57.03 8YbqtlE+i
家族全員頭おかしいメンヘラクズにしか見えねぇな

202:名も無き被検体774号+
12/06/08 01:42:12.82 /IysegAsO
ヒント 母子家庭

203:名も無き被検体774号+
12/06/08 01:48:13.76 SeHtKqAWO
母子家庭がみんなおかしいと思われるじゃないか

204:名も無き被検体774号+
12/06/08 02:08:42.77 oOaTrDjai
ボッシー総屑

205:名も無き被検体774号+
12/06/08 02:34:20.66 i2zxA2Qj0
なんか1が「悲劇のヒロイン」みたいに全てを正当化してるように見えるのは俺だけか?

鍋パで「私がいる」的な発言や、バーで「だからDTなんだ」や、なし崩しでセクロスもだし、親に心配かけてんのに「親と妹がファビョってる」みたいな表現もおかしいと思う

糸色くんと親が話すとちゃんと会話になってるじゃん
周りがおかしいんじゃなく、1がメンヘラなんじゃね?


基本的に自業自得にしか見えない
自分の行い見直せよ

206:名も無き被検体774号+
12/06/08 04:21:26.88 PVfzu/ZBi
糸色自分の事しか考えられない発情女が周りを振り回してるだけだな

207:名も無き被検体774号+
12/06/08 06:11:04.02 SeHtKqAWO
んー。だとしてもブログ見て淫乱淫乱言ったりはおかしいと思うよ まぁ全て>>1 から見てだから言い出したらわからないけど

208:名も無き被検体774号+
12/06/08 06:11:59.31 SeHtKqAWO
あー>>207>>205へね

209:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 07:07:23.19 7KzfIPhQ0
>>198
いえ文字にするとどれだけ自分勝手だったかよくわかってつらいですwww
こちらこそ見てくれて感謝です!

>>199
ごめぬ話自体は半年前ねwww
今はなしてるとこが、ちょーど去年の11月頭らへん。

>>200
遅滞わかった瞬間にメールも電話もしたよww
だけど信じてくれなかったんだよwwww最終的には親が駅に電話して、嘘じゃないの証明されたけどwww


210:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 07:12:18.19 7KzfIPhQ0
>>201
だってクズなとこしか書いて無いしwwww
普段のまともな日常話を書いたらすっごく長くなっちゃうしwwwwww

>>202
ああやっぱ母子家庭っての書かなかったらよかった、失敗したwwww

>>203
どこの家でもひとつやふたつ、なんかあるとは思うけどwwwwww

211:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 07:20:00.98 7KzfIPhQ0
>>205
正当化してるつもりはないけど>>205の言うとーりだよwwww
ってか糸色くんが書き込んだのかと思ったwwwwww
あのときはごめん、でもこのあと更にヒートアップしてごめんwwwww

>>206
スレタイ、メンヘラ女が発情した自業自得話、にすればよかったかなwwwww
このあと、もっと糸色くんを追い込んでいく話になるんだけど、書きづらいなwwwww

>>207
今は母の言ったことは正しかったと思ってたりするwww


212:名も無き被検体774号+
12/06/08 07:30:55.25 n36ppKIR0
半年まえだったか

ま、続きをゆっくりたのむわ

213:名も無き被検体774号+
12/06/08 08:45:32.57 rY87B52n0
思ったことをすぐ言ったり行動したりするのは悪いことではないがダメなときもある
テンション高くなってると言動に出ちゃうこともわかる
でも、そろそろ学ばないと

214:名も無き被検体774号+
12/06/08 09:58:00.95 PVfzu/ZBi
いい話かと思ってたらそうでもなかったでござる

215:名も無き被検体774号+
12/06/08 11:00:21.15 i2zxA2Qj0
>>207
確かにそうなんだが、淫乱は言い過ぎにしてもなんかしらの『前例』があってブチギレてるとしたら
とも思った

電車で遅れたのだって最悪遅延証明貰うなりで真実味を増すことも出来るし

1の表現から自分は悪くないのに的な感じが伝わってきただけ

216:名も無き被検体774号+
12/06/08 11:19:41.96 PVfzu/ZBi
そもそも迂闊な書き込みが親を怒らせたんだよな。
自分が悪い時はひたすら謝るしかないのに謝りながらも反論したりする人なんじゃないかと思った。
それじゃあ解決しないのに。

217:名も無き被検体774号+
12/06/08 12:53:36.65 sjABZ6GyP
絶望した!

父親はどーしたんだろう?

218:実家からまとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 16:29:29.09 J84GzbWK0
つづき

そんな感じで、実家から車で1時間ほどの場所にある、高校のころからの親友の一人で暮らすマンションに泊めてもらうことになった。
霧ちゃんと呼ぼう。
しばらく泊めてほしいと言ったら、一つ返事でOKをくれた。
霧ちゃんのマンションに荷物を運んで、一緒にDVDを見ながら今までのことを話していた。

そうしていたら霧ちゃんのケータイが鳴って、友達からの呼び出しらしくわたしを置いて出かけてしまった。
仕方ないので一人で音楽を聴いた。
糸色くんがくれたCD。ミスチルの「シフクノオト」だ。
なかでもわたしは掌が好きだった。

219:名も無き被検体774号+
12/06/08 16:30:58.22 Jzwas6r3i
おつー

220:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 16:39:28.03 J84GzbWK0
糸色くんがこの歌を、よく「おまえとおれみたいだ」と言っていた。
聴いているうちに、わたしは糸色くんに会いたくなってきてしまった…。

家を出ると決意して、わたしには考えていることがあった。
糸色くんとの復縁…。
自立して成長することができたら、糸色くんはまた振り向いてくれるんじゃないか、そう思っていた。
だから、今は会うべきではないことくらい、よくわかってたはずだった。

221:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 16:46:38.24 J84GzbWK0
それでも、会いたい気持ちは募って、糸色くんに電話をかけてしまったw

「会いに行ってもいい?話したいことがたくさんある。」

糸色くんは困ったように渋りながらも、最終的には「わかった」と言ってくれた。
わたしは電車に乗り込んで、糸色くんの家に向かった。
正面から歩いてくる糸色くんを目にしたとき、最初に感じたのは気まずさだったww

222:名も無き被検体774号+
12/06/08 16:49:27.71 rY87B52n0
まるで成長していない

223:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 16:53:11.49 J84GzbWK0
あたりはすっかり真っ暗で、誰もいなくなった商店街を並んで歩きながら話した。

糸色くん「まあ、家を出たのは正しかったと思うよ。ルームシェアできる友人がいることも含め、その行動力に素直に尊敬できる。」

わたし「なるべく早く、物件見つけられるようにがんばるけどね。」

糸色くん「まあ無理せんように。相談くらいなら、のってやるから。連絡くれるのも構わないし。俺が嫌なのは、依存しきった関係だからね。」


224:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 16:59:01.24 J84GzbWK0
公園を見つけて、ベンチに座った。
なんだかこうして糸色くんといられることが、不思議に思った。
そこでわたしは聞いてみた…。

わたし「あのさ、いつかわたしが成長できたら、また付き合ってもらえるかな。」

糸色くん「え、無理。」

wwwwwwwww

225:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:06:42.80 J84GzbWK0
糸色くん「仮におまえが俺の理想になれたとしても、二度と付き合うことはありません。」

…まあ悲しいけどwwそう言われるであろうことも予想してたので、そこまでへこみはしなかった。
でも気になってしまって、疑問をぶつけた…。

わたし「それって、わたしの親が厳しいことも関係してる?」

糸色くん、びっくりした顔でこっちを見た。
すぐに悲しそうな顔になって、無言でわたしの頭を撫でた。
それもあるんだと思った。

糸色くん、口をひらく。
「もう二度とおまえの親に会うことねえから言わせてもらうけど、勝手に娘の日記見たりとか、ふつうじゃねえよ。異常。俺には理解ができない。」

226:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:13:04.01 J84GzbWK0
そう言われて、わたしは親を恨んでしまったww
自分が蒔いた種なのに、責任転嫁かもしれないけど家族を恨んだ。

もう付き合うことはない。
ハッキリと言われて、ある意味スッキリもした。

わたしと糸色くんは公園を出て、また夜道を歩いた。

わたしたちの前にカップルがいて、手をつないで歩いていた。
いいなあと思ってると、糸色くんに心を読まれたww

糸色くん「なに?手つないでほしいの?」

もちろん素直にうなずきましたともwwwww

227:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:17:27.55 J84GzbWK0
まあでも手つないではくれなかった。
そしてどこに向かって歩いているのか、なんとなく気づいてはいたけれど、あえて突っ込まなかった。

着いた先は糸色くんのマンションwwww

以下、糸色くんの独り言。

「…外で話してたらやっぱ寒いな、中に入るか。」
「でもさすがに部屋はまずいだろ部屋は。」
「いや、なにもしねえしまずくはないか。寒いもんは寒いし。」
「不可抗力だ。入ろう。」

228:名も無き被検体774号+
12/06/08 17:28:37.14 Zwj6GAIUO
追いついた
wktk

229:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:28:52.65 J84GzbWK0
部屋に上がって話の続きをした。
とは言っても、もうこれと言って話す内容も無かったので、アニメの話や漫画の話で適当に会話を続けていた。
話がないなら帰れって言われそうで怖かったから。

糸色くんは疲れたのか、いつからかベッドに寝転んでわたしの話に相槌を打ってくれていた。
わたしもそこに、上半身だけ体を預けた。

「おい近寄るなって。」
糸色くんが起き上がって、上からわたしを見下ろした。
糸色くんの顔がよく見えた。

「そんな目で見らんとって。」
糸色くん言った。

230:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:33:47.71 J84GzbWK0
「やだ、見たい!」
わたし糸色くんに抱き着いたwwwwww
糸色くん溜息つきながら、こう提案してきた。

糸色くん「まあ、俺たちはすぐ別れてしまった仲だ。やり残したこともたくさんあるだろう。仕方ない、けじめをつけるために、お互いのやりたかったことをぶつけることにするか。」

231:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:38:24.72 J84GzbWK0
まじかよwwwwwと心の中で叫んだ。
正直うれしくてたまらなかった。まだわたしのこと好きなんじゃないのか?と思ってしまった。
もちろんその提案にのることにした。

糸色くん「まずおまえからな。何がしたい?」

わたし「ぎゅってしたい!」

糸色くん「今まさにしているところだと思うのだが。」

わたし「もっと強く!」

糸色くん「あー、ハイハイ。ぎゅー。」

結構痛いくらいに抱きしめてくれたwwwwww関節がポキってなった。

232:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:41:36.70 J84GzbWK0
わたし「じゃあ糸色くん言っていいよ!何したい?」

抱き合うのをやめて少し距離をとり、わたしは聞いた。
糸色くんは少し間をあけて、小さな声でつぶやいた。

糸色くん「ひざまくら・・・・して。」

233:名も無き被検体774号+
12/06/08 17:45:22.83 liypBeo50
糸色くん裏山

234:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:46:29.49 J84GzbWK0
えっ!て思わず声が出た。
嫌なら別にいい、とそっぽを向く糸色くん。
慌てて「やるやる!」と言うと、「まじでーーーっ!」とすごい笑顔になって、わたしの膝に頭を置いてきたwwwww

糸色くん「ふともも柔らけえ・・・」

なんだかとてもかわいく思えて、糸色くんの頭をなでてあげた。
すっかり恋人気分だった。


235:名も無き被検体774号+
12/06/08 17:49:43.53 rY87B52n0
そしてまた調子に乗ってやらかすわけですね

236:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:53:43.43 J84GzbWK0
そんな感じで、お互いのしてほしいことを交互に言い合った。
わたしがした注文は、
「手つなぎたい」「頭なでてほしい」「歌ってほしい」「ほふく前進して見せてほしい」

糸色くんがしてきた注文は、
「ニーソを脱がさせろ」「ニーソを履かせろ」「ご主人様と言ってくれ」「メイドになれ」

237:名も無き被検体774号+
12/06/08 17:54:37.72 HxNWZoBb0
もうセフレでいんじゃね?

238:名も無き被検体774号+
12/06/08 17:56:57.46 liypBeo50
ずっーとメイドになってたらいいんじゃね?

239:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 17:57:37.99 J84GzbWK0
わたしはネタがきれてきた。
何してほしいか。そこで質問をしてみた。

わたし「こえちゃいけないガイドラインはどこ?」

糸色くん「常識で考えて。」

わたし「ちゅーして」

糸色くん「それはアウトラインだ・・・・」

240:名も無き被検体774号+
12/06/08 17:59:03.78 Jzwas6r3i
やりたいことワロタww
バカなことをするのは楽しいよね

241:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:00:24.36 sjABZ6GyP
DTなんてそんなもん
彼女ができたらあーしたいこーしたい・・・とずっと妄想してる
で、あっさり出来たものだからその有り難みがわからず、簡単に別れる
ずっと後悔することも知らずw

それよりも、母親のメンヘラぶりが怖い

242:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:01:17.29 N4UxhuMY0
転載禁止にしないの?

243:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:03:17.26 liypBeo50
>>242
よくしらないけど2chって転載禁止になったんじゃないの?

244:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:03:51.25 J84GzbWK0
…と、糸色くんは言いながらキスしてきた。

>>235のあおる通り、調子にのってやらかした。
わたしは糸色くんが好きだから、くっつきたくなる。
じゃあ糸色くんがこんなことするのはなんで?と思った。

わたしも子供ではないから、恋愛感情と性欲は別物だということくらいわかってはいたけど、それでも
「まだわたしのことを想ってくれてるから、優しくしてくれるんじゃないのか。」
そんな期待も大いにあった。


245:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:11:31.26 J84GzbWK0
一夜が明けた。

♪我らはメイズ!メイド姿で参上 参上!ここらは冥途! 事件現場は 惨状 惨状!♪

糸色くんの、その賑やかなアラームの音で目が覚めた。
糸色くんはうでまくらをしてくれていた…。

246:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:13:03.46 Jzwas6r3i
>>245
わろたーーーアラーム

247:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:14:22.82 N4UxhuMY0
>>245
ねえ、転載禁止にしないの?

248:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:18:36.04 J84GzbWK0
それから、頻繁に連絡のやりとりをする日々が続いた。
まだ付き合っているのではないかと錯覚してしまうくらい親密だった。※この期間セクロスはしてない

確かにわたしは強引で、むりやり糸色くんの部屋に押し掛けてしまったり、家まで送ってもらったり、ゲーム売るのを付き合ってもらったり、帰りたくないとごねたり・・・。

わたしの弱さだった。だけどこのとき、糸色くんもまだそこまでわたしを嫌がってはいなかったんじゃないかと思う。
それは後に糸色くんがくれるメールで知ることにもなる。

大きく状況が変わるのは、家を出てから約2週間後のこと…。

249:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:19:12.71 N4UxhuMY0
>>248
転載禁止にしないの?ねえねえ?

250:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:19:33.02 J84GzbWK0
>>247
するもんなの?

251:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:21:23.38 N4UxhuMY0
>>250
出来ない理由でもあるの?

252:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:25:09.07 d2fsGTv20
転載禁止にしないとアフィを妬んでるID:N4UxhuMY0みたいのがファビョる

253:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:25:58.39 J84GzbWK0
前回のようにわたしの押しに糸色くんが負けてしまい、終電を逃してしまった。

わたしは糸色くんが好きなままだった。
触れたいと思ってしまう。その夜もわたしの望みは叶えられた。けど何か違った。
気持ちをまったく与えてもらえなかった。
別れているから当然なのだけど、ひどく放心状態を味わった。

これが俗に言うセフレなのかと思った。
もうこんなの嫌だと思った。どうしてこうなってしまったのだろう、すべてわたしの弱さが原因だった。

涙が出てきた。
友達の家に帰る。何もする気になれず、ただじっとしてた。
心が疼く。いてもたってもいられなくなった。

糸色くん宛てのメールを打ち始めた。

254:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:28:22.53 J84GzbWK0
>>252
やりかたわかんないし、>>251みたいな人ばかりってわけでもないのなら、面倒なのでこのままでもよろしいでしょうかwwww
もちろんそれがルールなら従いますが。


255:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:29:10.40 H/I0uIxZO
厳しい事言うと登場人物全員頭おかしい。別れた相手家に入れるとか情けなくねーのかな。中学生みたいな付き合いしてたんだね

256:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:31:10.30 J84GzbWK0
大切にしたい恋だったのに、壊してしまったのはわたし自身だった。
ごめんねという気持ちと、ありがとうの気持ちをありったけ詰めて、もう諦めるからという内容で、心の底からつらい気持ちを振り絞って送信した。
もちろん本心だった。
会えなくなるのを覚悟で、送信ボタンを押した。

257:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:32:40.50 Jzwas6r3i
半年前の話だからあまり気にするな
もう終わりだろうしな

258:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:33:13.92 J84GzbWK0
>>255
うーん、仮に糸色くんがおかしいのなら、それはわたしのせいだ…。
糸色くんをわたしがおかしくしてしまったんだと思う。

259:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:35:54.93 J84GzbWK0
>>257
ですです半年前の話です、だんだん現在に近づいてきてはいるけれど。
もうちょいおつきあいください。長くてスミマセン。

260:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:40:18.46 bZFPIIg0i
>>258
案外正常な女心にみえる
糸色くんもショックが大きかっただけにも
>>259
今のことで相談などがあるわけではないよね?

261:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:43:21.36 J84GzbWK0
糸色くんから返事が来たのは次の日の夜中だった。
糸色くんの本音がつづられていた。読んでいるうちに涙が流れてきた。
何度も何度も読み直した。わたしのことを、糸色くんは、はじめて恋人という関係になれた、はつ恋の人だと言ってくれた。

わたしの存在は、決してマイナスになったわけではないこと、それを知れて目の奥が熱くなった。

「信頼という木は時間をかけて大きく育つ。僕らは出たばかりの芽に肥料や刺激を与えすぎた。それが別れる原因になってしまった。」
「まといさんは僕にとって鏡のような存在だった。知らなかった自分に出会うことができた。」
「僕がもっと素直だったなら、結末は違っていたかもしれない。」

「恋人をつづけることができなくて、すまない。でも、まといさんに出会えてよかった、ありがとう。」

糸色くんがくれたこのメールは、今でも大切に保護してある。等身大の彼の真っすぐな言葉だと思う。

262:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:47:55.52 J84GzbWK0
>>260
相談はないです!結末はしっかりと迎えることができました。
聞いてほしくてスレ立てただけなんで、ただの自己語りですが、こういうやつもいるんだなあ、ってな感覚で見てもらえたら幸いですwww

263:名も無き被検体774号+
12/06/08 18:52:52.25 vh3sdlHF0
見てるよー

なんか糸色くんに共感するww

俺もずっと童貞でようやく彼女できたときは
してほしいことが腐るほどあったからwwww

一回出来たけどすぐに別れたから
何かたまってたんだよねwwww

そんなことお願いするのは
本当に好きで信頼してる人じゃないと俺は出来ないけどね

264:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 18:57:59.28 J84GzbWK0
そのメールから約一週間後。

わたしは自力で一人暮らしの物件を見つけていた。
貯金も少なかったけど、いつまでも友達の家に居候するわけにもいかないのでwww

家を出てから3週間経っていた。
実は書くタイミングを逃していたけど、この間に母と和解していたwww
友達の家に転がり込んでから数日で母から電話がかかってきて、平謝りされた…。
その時点で物件は見つけてたんで、それを告げるとひどく悲しまれた。

で、まあわたしも謝って、なんとか仲直りできたというわけです。

引っ越しは手伝ってもらった。
業者には頼まずに、親戚のオジサンやお兄さんにトラックで運んでもらった。
ありがたい・・・。



265:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:02:28.19 J84GzbWK0
>>263
見てくれてありがとう!
糸色くん、適当な気持ちで捨てるくらいなら俺は一生童貞でいい!と言っていた時期もあったw
それがこんなかんじになっちゃって、
正直いまだにそこらへんの糸色くんの本音はわからない…

266:名も無き被検体774号+
12/06/08 19:03:04.82 bZFPIIg0i
うむつづけて

267:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:07:00.87 J84GzbWK0
引っ越しも官僚、さあ新たな生活の幕開けだ!と思っていた矢先。

職場で、糸色くんとすれちがった。
糸色くんはわたしにこう言ったんだ。

「引っ越しおめでとう。」

最後にメールする前に引っ越しの日は決まってて、それを糸色くんにも教えていたからそう言ってくれたんだと思うけど、覚えてくれていたことがうれしくてwwww
もうみんな予想できちゃうだろうけど、わたしはやっぱり変わっていなかったよ…。

268:名も無き被検体774号+
12/06/08 19:09:45.85 EyomaA4m0
>>265
DTは最初そーゆー理想?持つんだよww

よくわかる!俺も一緒だった、しかし一回味をしめてまうと…

269:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:09:49.32 J84GzbWK0
その日、家に帰って糸色くんに電話した。
我慢ができなかった。糸色くんは怒るでもなく普通に会話をしてくれた。
おやすみと言って電話を切った。落ち着かなかった。
会いたくなった。職場ですれ違うたび、その想いは強くなった。

270:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:12:04.43 J84GzbWK0
引っ越しから3週間後、直球に会いたいと連絡した。
返事は、いいよ。
信じられなかったけれどうれしさで飛び上がった。
結果、また終電を逃し泊まることとなる。

271:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:16:26.88 J84GzbWK0
そして関係はどんどん悪化していく。
日付は12月22日、わたしはケーキ屋なんだ。その日ホールケーキが余った。
連絡しないまま、休みだった糸色くんの部屋の前まで行った。

明かりがついていなかった。
ケーキあげたいんだけどとメールした。返事はすぐ来た。
今家にいないからもらえないのだ、ごめん。と、最近の糸色くんにしては柔らかい断りの文。

残念に思いつつ、仕方ないなと家に帰って、ホールケーキは一人で食べたwww
翌日も糸色くんは仕事に来なかった。
気になってまた、部屋の前まで行った。明かりはついている。
チャイムを鳴らした。出ない。

何度か鳴らしたとき、ようやくドアが開けられた。
出てきたのは今にも倒れそうな糸色くんだった。

272:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:17:55.87 J84GzbWK0
糸色くん「お前・・・二度鳴らして出なかったら、出たくないってことだから諦めて帰ってくれ・・・。」

糸色くんは胃腸炎になっていた。
悪化させてしまっていたらどうしようと考えながら帰った。
何かできることはないかと思ったけれど、近寄らないことが一番糸色くんのためになるということに気づき落ち込んだ。

273:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:22:11.00 J84GzbWK0
そしてクリスマス、糸色くんがわたしの売り場でショートケーキを買ってくれた。
ケーキを食べられるようになったってことで、回復したのだと思い込んでしまった。

そのクリスマスの夜、カフカ先輩とバーに飲みに行った。
終電の10分前、カフカ先輩がビールのおかわりをした。

「えっ、まだ飲むんですか。」思わず焦るわたしに、「じゃあ帰る?」とビールに口をつけぬままカフカ先輩は立ち上がった。
どうしようと思った。この日、カフカ先輩は傷心していた。
仕事が忙しかったせいで彼氏と別れる羽目になったからだ。

わたしはもう、何も言えなかった。
「じゃあ糸色くんに泊まらせてくれるよう頼んでみますよ・・・どうぞ飲んでください。」

店のバーテンダーとはしゃぐカフカ先輩を横目に、わたしは糸色くんに電話をかけた。
出ない。0時を過ぎているわけだし寝ていて当たり前だった。

こうなったらもう家まで行ってみるしかなかった。

274:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:25:21.42 J84GzbWK0
また嫌われる・・・なんともいえない心情で、カフカ先輩を連れて糸色くんの部屋の前に立った。
チャイムを鳴らすと出てくれた糸色くん。やっぱり行くべきではなかった。
彼はまだ、とても調子が悪そうだった。

諦めたわたしたちは、行くあてもなく駅で立ち往生。
すごく寒い夜だった。カフカ先輩はホテルに泊まることを提案してきた。
わたしにそんなお金はなかったwww

わたしは大丈夫なんで、先輩は気にせずにホテル泊まってくださいと頼んだ。

ひとりになったわたしは駅の地下に移動し、地面にへたりこむ。
携帯もほとんど充電が残っていない。
深夜2時を過ぎていただろうか。
意地悪のつもりで、糸色くんに今の状況のメールを送りつけた。

最低だなあと思う。
手も足もかじかんで、マフラーに顔を埋めて始発の電車を待った。

本当に最低…。

275:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:29:00.75 J84GzbWK0
新しい年になった。
2012年、今年になってからの話ね。

糸色くんにあけましておめでとうのメールを送った。
今年は飛躍だと返事が来た。

やっぱり連絡が取れたことはうれしかった。

次にわたしが糸色くんに連絡をしたのは1月の中旬だった。
糸色くんと知り合ってから、ここまで連絡を取らない日があいたのは初めてのことだった。
我慢に我慢を重ねた。
必死にほかのことで気をまぎらわせた。

それが、ついにもたなくなってしまった。
少しでいいから話できないかな?と、メールを送ったwwwww
ごめん今無理だと返事が来た。

次の日に再びメールした。
今度は友達と会うから無理だと言われた。
構わずしつこくして、少しやりとりがつづいた。
うっとうしいと言われて泣くほどショックを受けたが、立ち直るのも早くなっていたwwwww

わたしはある意味強くなっていた。
メールは強制的に終了させられた。また翌日もメールを送った。完全に嫌われてしまった。

276:名も無き被検体774号+
12/06/08 19:42:40.20 d2fsGTv20
面倒くさい女だな

277:名も無き被検体774号+
12/06/08 19:47:41.32 VPkcOX7G0
続きはよ

278:名も無き被検体774号+
12/06/08 19:54:28.69 XXz9Ydt90
娘の日記勝手に読む奴はまともじゃねえな

279:名も無き被検体774号+
12/06/08 19:58:58.48 TGn9XBQo0
はじまってた

1のペースでお願いね
糸色君もこの時いろいろ考えてたんだろーなーと勝手に糸色目線で読んでます

280:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 19:59:05.09 N5jJBzFA0
部屋の中に蛾が・・・


281:名も無き被検体774号+
12/06/08 19:59:32.73 n36ppKIR0
家の中を暗くするといいんだったかな?


282:名も無き被検体774号+
12/06/08 20:02:33.18 ZW8d+tgWi
部屋を暗くして机の上に蝋燭立てればおk


283:名も無き被検体774号+
12/06/08 20:04:44.97 rEz13qZw0
さすがアフィブログ御用達のライターさん
スレが伸びてますね^^

284:まとい ◆V1v9uyq99Q
12/06/08 20:07:42.60 N5jJBzFA0
蛾とりあえず姿が見えなくなったwwありがとう!

つづき。
それから約一か月経った。
2月14日がやってきたんだ…。バレンタインデーw

悩んだ末、糸色くんにチョコを渡すことを決意した。
一か月前のメール以来、仕事場でもほとんど口をきいていなかった
。とても勇気がいることだった。
いらないと突き返されるんじゃないかと怖かった。

その日の仕事にはとても集中できなかった。




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