16/01/14 21:05:18.64 bKbqj+930.net BE:123322212-PLT(13121) ポイント特典
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MITの研究チームがLED電球と同等となる40%のエネルギー効率を持つ、新型の白熱電球の開発に成功したことが、
研究チームがNature Nanotechnologyを通じて発表した論文により明らかとなった。
この研究発表を行ったのはMITのOgnjen Ilicを中心とする研究チームとなる。
Ilicのチームは、白熱電球の場合、エネルギーの98~97%が熱として捨てられているところに着目。その上で、新開発の
ナノテクノロジーを応用することで、フィラメントが白熱する際に生じる放射熱を吸着し、その熱をフィラメントに戻すことで
光として再利用させることに成功した。
この新開発の白熱電球の場合、エネルギー効率はおおよそ40%となり、LED電球と同等のエネルギー効率をしかも、
LED電球よりも安価な価格で実現することが可能となることになる。
白熱電球の場合、LED電球並みの寿命を持たせることは困難となるが、製造単価を安く抑えることが可能という大きな
利点を持つこともあり、仮にIlicのチームによるこの新方式の白熱電球が実用化された場合には、再び白熱電球が復活を
遂げる可能性もでてきたこととなる。
ただし現状、Ilicのチームの新型白熱電球の寿命は10時間が限界となっており、実用化はまだかなり先のこととなりそうだ。
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