15/12/19 21:56:43.71 Eu+feWs40.net BE:586999347-PLT(15931) ポイント特典
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こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
様々な条例案が議決された定例会最終日に、もう一つコンテンツがありました。 4年に1度の「東京都選挙管理委員」の選出(選挙)です。
選挙管理委員は正規の委員が4名、補充員が4名の計8名で、任期は4年間。
その間に東京都で行われる各種の選挙が適正に運営されたか、 管理・審議をしていくのが主な役割になります。
細かくどんな職務をしているのかは図りかねますが、 実務は自治体職員がやっているわけですから、
選挙管理委員そのものは 各種の選挙に「お墨付き」を与える、いわゆる非常勤の「名誉職」に近いと言えそうです。
そんな彼らに支払われる報酬は、東京都では
委員長:月額523,000円委員:月額429,000円補充員:日額26,200円
となっておりまして、かなりの高額です。 この選挙管理委員、多くの自治体でその約7割を議員OBが務めている実態が知られています。
選挙を管理・審議するのだから、選挙に一番詳しい『元議員』がふさわしい」
という理屈はわからないでもありませんが、 それにしても委員の中にせいぜい1人か2人いれば十分です。
他は公職選挙法に詳しい学者や、弁護士などの有識者を選ぶべきだと思います。
彼らの任期は4年のため、私にとっても最初(で最後?)の 選挙管理委員の選挙となったのですが、東京都では選挙の前に 各会派が候補者を「推薦」する仕組みになっています。
自民党・公明党・民主党・共産党の大会派4つが候補を提示しまして、 候補者は総勢10名。なんとうち8名が都議OBでした(残り2名は警察OB)。
高額報酬をもらう選挙管理委員のポストが、 実際には議員OBの天下り先になっているかのような状態は、 果たして都民感覚として認められるものでしょうか?
本来であれば我々も独自の候補者を推薦するべきでしたが、 この各会派からの「推薦」というシステムを事前に上手く把握することができず、
擁立が間に合わなかったため、当日は抗議の意を込めて「白票」という選択をいたしました。
結果は8名中6名に都議OBが当選。 やはり慣例通り、7割弱を都議OBが占めることに...。
URLリンク(www.huffingtonpost.jp)