15/11/19 22:47:20.66 pTvHuvTo0●.net BE:488538759-PLT(13500) ポイント特典
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年収300万円世帯と1000万円世帯では、子どもの学力がはるかに違う~広がる「教育格差」。施設支援から厳しい現実が見えた
子どもたちの教育格差を生む「4重の壁」
私が代表理事を務める3keysは、虐待や貧困などの困難を抱える家庭に育ち、
かつ必要な社会資源が十分に届かない状況にある子どもたちをサポートする非営利団体です。
「家庭の経済力」=「子どもの学力」の時代?
私たちが支援している子どもたちの中には、小学2年生でひらがなが十分に書けない子や、小学4年生で一節の文章を読むことに苦労する子、
中高生でも九九が覚えられていないため、指を使って計算をする子もいます。
一方で、そんな子どもたちの同じクラスには、幼稚園から日本語はおろか英語やプログラミングスキルを身につけている子どもたちもいます。
勉強だけでなく、複数の習い事をしているため、スポーツ万能で一芸に秀でた子どももいます。
つまり、「家庭の経済力」が、「子どもたちの学力」に直結しやすくなっているのです。
また現在は、保護者の同席無しに外で遊ぶことができない時代で、スポーツをするにもお金を払ってクラブや習い事に通わなくてはいけません。
放課後も親が働き詰めであったり、金銭的に余裕がないと子どもたちは外で遊んだり、スポーツをすることもできないのです。
子どもたち自身は、それが「環境の差」だと客観的に理解することはできないため、「自分はバカだ」「勉強が向いていない」
「スポーツができない」と判断し、自信や意欲さえも失ってしまうことがあります。
勉強に必要な体力や集中力も養われず、周りの子たちに比べて学力が劣ってしまう。自信や肯定感を失ってしまい、家に帰っても声をかけて、
慰めてくれる人もいない。親と一緒に暮らしていても、親は仕事で疲れ果てているため、話しかけるのも気が引けるという子どもたちもいます。
子どもたちが学校で何に困っているのか、例えば九九の7の段に躓いているといったことに、十分に気づける余裕がない状況なのです。
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