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400キロのヒグマを駆除、「こんな巨体見たことない」
(10月4日付け)
9月26日、紋別市上渚滑町立牛のデントコーン畑で、体重400キログラムのオスのヒグマが駆除された。冬眠に備えてデントコーンを食べ、そこで寝るという日々を繰り返していたらしく、かなり太った体格だった。
2人組で駆除に当たったハンターの1人は「50年やっているが、こんなに大きなクマは見たことが無い」と驚いている。
市内では他に、渚滑町宇津々と藻別でも推定350キロ以上の巨大ヒグマの足跡が確認されていて、紋別市は猟友会の協力を得てパトロールを実施するなど警戒している。
今年は国内最悪の獣害とされる三毛別羆(さんけべつ・ひぐま)事件(1915年12月、7人死亡・3人負傷、北海道・苫前町)からちょうど100年。
このときのヒグマは体重340キロで、今回の巨大クマはさらに大きい。なお紋別市民会館2階ロビーに展示されているヒグマの剥製(北米・アラスカで駆除)も、体重が400キロだったと記されている。
ハンターの1人によると、デントコーン被害によるヒグマ駆除依頼を受けて現地を確かめたところ予想以上のひどさだったため、仲間を呼んで2人態勢で臨むことにしたという。
残っていたデントコーンをコンバインで