15/08/15 17:40:22.93 4vdr/2X10●.net BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典
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支持率さらに下落必至…安倍首相「戦後70年談話」の大誤算
国民の支持率回復という観点では、今回の「70年談話」は大失敗だったんじゃないか。
スッタモンダの末、焦点だった4つのキーワード、「侵略」「植民地支配」「反省」「おわび」は全て盛り込まれた。
とはいっても、いずれも過去の談話などからの“引用”という間接表現で、自分の言葉ではない。「村山首相談話を
継承し発展させる会」の藤田高景理事長は、「4つの言葉を無理やり入れた姑息な作文」と言ったが、安保法案と
同じで、ごまかしと逃げの談話だった。
一方で、安倍応援団の右派にとっても不満が残る内容だった。4つの言葉が入ったうえ、「歴代内閣の立場は
今後もゆるぎない」と表明して過去の談話を“引き継いだ”からだ。
「左派と右派の両方にとって、物足りない談話でした。安倍首相は本当は、談話で、『侵略を含めた歴史観を変えたい』と
考えていたわけで、特に右派はそれを支持していた。しかし、安保法案で批判を浴びる中、いろんなことに気を使い過ぎて、
文章のテクニックに走った結果、メッセージがぼけてしまいました」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
安倍首相にとって痛いのは応援団の右派の離反だ。明治の産業革命遺産を「世界遺産」に登録する際に、「韓国に
強制労働を認めさせられた」として右派から猛批判を浴びたことがトラウマになっている。70年談話をめぐっても、
「おわび」を盛り込むことが事前に報じられていたからか、14日には、右翼の街宣車が大音量で自民党本部前に
押し掛けていた。
もっとも、そうした懸念があるため、談話には右派向けの配慮もあった。「子や孫に謝罪を続ける宿命を背負わせては
なりません」というくだりだ。
会見の質疑応答で、“身内”の産経新聞記者がわざわざこの部分を質問し、安倍首相が再び強調するというやりとりが
あったのが象徴的だ。