15/07/13 00:06:45.00 3sqockSy0.net BE:228348493-PLT(16000) ポイント特典
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新国立で安倍首相は「第二の東條英機」になるのか
URLリンク(agora-web.jp)
予算が予定の倍近い2520億円にふくらんだ新国立競技場は、政治問題になってきた。
安倍首相は国会で「これから国際コンペをやって、新たにデザインを決めて、
基本設計を作っていくのでは時間的に間に合わない」と答弁したが、今から新たにコンペをやる必要はない。
前のコンペで第2位になった案を採用すればいいのだ。
URLリンク(www.jpnsport.go.jp)
JSCのウェブサイトにも、ハディド案以外に2作品が「優秀賞」として出ており、上の図が第2位のコックス案である。
審査講評でも「透明で繊細な3次曲面のドームと、内部に浮かび上がる木壁のスタンドが特徴的で、
その品格を備えた静謐なデザインが好評を得た」と書かれている。
問題になっているハディド案の最大の難点は、ドームの部分に桁長400mの巨大な橋を2本もかけるために
700億円以上のコストがかかることだが、コックス案は東京ドームなどと同じ柔構造のドームなので、コストは格段に低い。
審査講評では「祝祭的な高揚感、強いメッセージ性に欠ける」とあるが、
国立競技場は都心にずっと設置するので、ハディド案のようなド派手な建物ではなく、周囲の環境と調和することが重要だ。
かつての戦争の最大の失敗は、アメリカが中国からの撤兵を要求してきたとき、
東條陸相が「ここで引き下がっては今まで失われた20万の英霊に申し訳が立たぬ」とサンクコストに執着し、
補給の計画もないのに陸軍の「今年中に開戦しないと間に合わない」という拙速論に負けて戦争に突っ込んだことだ。
ここまで来たら、「聖断」を下せるのは安倍首相しかいない。
私は彼がヒトラーのような独裁者だとは思わないが、決断力のない東條に似ている。
既成事実にこだわって無理なプロジェクトに突入し、巨額の損害を出したら、彼は後世まで「第二の東條英機」と呼ばれるだろう。