15/07/02 22:07:01.17 vwVpNKnK0●.net BE:659060378-2BP(2000)
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「卵子老化」もっと早く知っていれば、社会に響く夫婦の慟哭…
不妊治療費1500万円「暗いトンネルを、ただ歩いていた」
大阪府に住む矢川道子さん(48)は、ちょうど2年前、
約10年にわたる不妊治療にピリオドを打った。
長い治療の道のりを振り返るとき、4年前、
6つ目に訪ねた診療所で医師から告げられた言葉を、
今も忘れることができない。
「卵子は老化します。その影響で、妊娠が難しくなっています」
「卵子の老化」という聞き慣れない言葉に、
自らの希望が阻まれるとは思ってもいなかった。
8歳年上の会社員の夫と結婚したのは平成14年、37歳のときだった。
それまで得意の英語を生かした仕事にやりがいを感じ、
婚期より仕事を優先していた。結婚を機に退職。
子供は自然に授かるものと思っていたが、兆候は現れなかった。
半年後、不妊治療を始めた。
16年と19年に2回妊娠したが、いずれも流産。
「そんなはずはない。何でもするから子供を助けて」。
泣きながら医師に懇願した。
支えであるはずの夫も攻撃の対象となった。不妊治療の費用総額は1500万円超。
貯金は底を突き、借金もした。
「暗いトンネルをただ歩いている」と感じていた。
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