14/11/11 05:11:17.46 74XDY4ti0● BE:615284227-PLT(15098) ポイント特典
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昭和天皇が研究のために採集してきたヒドロ虫類と呼ばれる海の生き物の貴重な標本が、ベルギーの博物館で発見され、日本の
国立科学博物館に移管されたうえ、11日から展示が行われることになりました。
昭和天皇は、昭和4年ごろからおよそ60年間にわたって、公務の合間に、ヒドロ虫類と呼ばれるクラゲやイソギンチャクの仲間を、神奈川県の葉山御用邸近くの相模湾などで採集し、
研究を進めました。
当初は国内に専門家がいなかったことから、標本は欧米の専門家に送られていましたが、その一部がベルギー王立自然史博物館で発見され、10日、東京の国立科学博物館へ
移管する式が開かれました。移管されたのは顕微鏡での観察用に作成された79点で、1.8センチ四方のガラス板に標本が挟み込まれています。
このうち「ハットリウミカビ」の標本は、赤く染色された植物のような形をした組織が挟まれていて、研究を支えた服部廣太郎博士がベルギーに送り、昭和15年に新種であることが
分かったものです。これらの標本は、11日から12月7日まで東京・上野の国立科学博物館で展示されます。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)