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秋元康&ジブリ鈴木P、エンタメ界を引っ張る“変人”の出現に期待!
鈴木さんは「宮崎駿と高畑勲の時代は終わったし、終わらせないといけない」と語った上で、今後のアニメ界を引っ張って行くような新たな才能に
ついて「日本からは出にくいんじゃないか? 多分、(日本以外の)アジアかな?」と予想する。
特に、鈴木さんも長年、仕事をしてきたアメリカのアニメスタジオ「ピクサー」で、高校から渡米し、アメリカの大学に通い同社に入社するアジア
出身の人材が多いことに触れ「そういう人たちが、いま、それぞれの国に帰ってタイやマレーシアにスタジオを作って、人を育てている。でも日本
から(ピクサーに行く人は)ほとんどいないそうです」と語り、アニメだけでなく、実写映画でもタイ発の映画が日本を除くアジア全土で記録的な
ヒットを記録している現状などを踏まえ「日本で(次世代を担う)誰かを探しているうちにアジアでいろんなことが起きている」と分析する。
秋元さんは実際に「AKB」グループを上海やジャカルタなどアジアでも展開しており「ネットの力が大きい」と語るが、エンタメ業界の将来につい
て「マーケティングをしていてはダメ。マーケティングからは何も生まれない」と断言。(中略)
この日のトークでも、鈴木さんの口からは、素晴らしい才能を持つ一方で「問題が多い(笑)」と評される宮崎駿、高畑勲監督を始め、作品作りの
現場の“変人”の存在が数多く語られたが、秋元さんは「ジブリの作品は、魅力的な、何かが欠落した人が作っているからこそ面白い!」と語り、
「突出した変人は、普通の人とは違うものを見ているし、それが面白い。マニュアル化していてはつまらなくなる。日常にないものを求めるのがエ
ンタメであり、人間力が最後は勝つと思います」と“変人”が世をもっと面白くしていくことへの期待を口にした。
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