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【骨太対談】竹中平蔵VSスクウェア・エニックス・ホールディングス名誉会長 福嶋康博
リスクを取らないことが経営者のリスク反対を押し切って、行動あるのみ
リスクを取らないリスク
福嶋 私は若い人たちにとって、今はビジネスをやる大きなチャンスだと思っています。
これだけ新しいものがどんどん出てきていますから。
今まではインターネットと言ったらパソコンだったけれど、今やもう携帯一つで何だって出来る時代です。
竹中 ところが現在の日本では、六大学でも就職が出来なくて困る、と言うんですよね。
私は就職の相談に来るゼミの学生に、「就職出来ないのか。そんなの簡単だ、社長になれ」と言っています。
自分の名前と社長の肩書きを書いた名刺を一枚作れば、その瞬間から君は無職のフリーターではない、社長だ、と。
結局スタンフォード大学とは起業家を作るためのビジネススクールなのです。
ところが今の日本の若者は保守的で、リスクを取らなくなった。これは非常に心地良い、甘えた空間を子供の世代に与えてしまった、我々団塊世代の親の責任だとも言えます。
福嶋 リスクを取らないことがリスクですよ。そもそもリスクと一口に言いますが、
私は同時期にある事業では年間8000万円の収益を上げて、別の事業では3000万円の損失をしたことがあります。
しかしそんなものはリスクでも何でもなく、当たり前のようにやっていかなければならないことです。要は、どこまでをリスクと思うかです。
竹中 100%成功するビジネスなどないですからね。
福嶋 その通りです。日本の企業は、問題のない範囲までリスクとして捉えすぎてしまっています。
失敗した先のことを心配するよりも、成功した先のことを心配する方が大切でしょう。