14/08/26 10:15:50.67 6nyer3aD0.net BE:787618601-PLT(13121) ポイント特典
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政府はバングラデシュのベンガル湾沿海部での産業地帯建設の支援に乗り出す。まず日系企業向け
経済特区を整備するほか、電力や鉄道などインフラ整備で総合的に協力する。2015年度から
毎年1千億円を超える政府開発援助(ODA)を供与し、4~5年で計6千億円規模を支援する見通しだ。
日本を上回る人口規模でインドとミャンマーの間に位置する成長有望な地域に積極的に関与し、
日本企業の商機拡大につなげる。
日本政府は首都ダッカと港湾都市チッタゴン、南東部のマタバリを結ぶ一帯のインフラ整備を集中的に支援する。
安倍晋三首相が9月上旬にバングラデシュを訪れ、ハシナ首相との会談で協力方針を伝える。
安倍首相の訪問にあわせ企業関係者の同行も検討している。
第1弾としてダッカ周辺に整備する経済特区は今年度中にも整備方針を固める。支援規模は
総額400億円程度の見通しだ。来年度までに約150億円でファンドを立ち上げ、工業団地の整備を担う
特別目的会社(SPC)を設ける。周辺インフラ整備や企業向け融資の資金も支援する。
東レは10年からカジュアル衣料大手のユニクロ向け縫製工場を稼働している。ファーストリテイリングは
社会貢献型の格安衣料品店「グラミンユニクロ」を展開中だ。13年に首都ダッカで1号店を開き、
現在は9店舗に増やした。繊維関連の化学品メーカー、日華化学は早ければ年内に同国に駐在員事務所を置く。
丸紅は火力発電所の建設や上水道整備のほか、衣料品、鉄鋼製品の取り扱いなど幅広く手掛けている。
人口増加が期待でき「インフラ整備のニーズが高く有望な国の一つと考えている」という。三菱重工業子会社の
三菱日立パワーシステムズは5基の発電設備用ガスタービンを納入した実績があり、今後も受注拡大をめざす。
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