14/08/16 11:03:37.52 k7oIajtK0● BE:601381941-PLT(22121) ポイント特典
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日本と韓国―国交半世紀に向かって
8月15日の終戦の日、日本は戦没者の追悼に包まれた。
隣の韓国は、植民地支配から解放された「光復節」だった。
きのうの式典で朴槿恵(パククネ)大統領は、日韓が来年、国交正常化50年を迎えることにふれ、「未来志向的な友好
協力関係に進まねばならない」と訴えた。
中でも慰安婦問題が解決されれば関係が進むとし、「日本の政治指導者たちの知恵と決断を期待する」と呼びかけた。
両国が未来を見すえて行動を起こすときであることは間違いない。日本の誠実な対応とともに、朴氏自身も「知恵と決断」に
踏み込むべきである。
どちらか一方が百点満点と評価できる解決はありえない。どんな方策を選ぼうとも、両国の間には、評価と反発とが入り
組む複雑な反応が生まれることは免れない。
だが、そのむずかしい着地点を探しだし、大局的な視座に立った解決を図ることこそが、外交をつかさどる政治の使命である。
冷え切った隣国関係がこのままでいいはずがない。
朝日新聞は今月、慰安婦問題について特集を組んだ。過去の報道の誤りをただすとともに、慰安婦問題の本質は普遍的な
人権の問題であることを示した。
日本軍が関与して作られた慰安所で、多くの女性が兵士の性の相手を強いられた。女性の尊厳が著しく傷つけられた。その
史実は否定できない。
負の歴史に対する責任の認識は、日本の歴代政権もしっかり共有してきた。90年代の「アジア女性基金」の設立など一定の
努力をしたが、韓国側が受け入れを拒んだ。
続く