14/06/15 18:34:21.09 BPXc23Nn0 BE:151728184-PLT(13121) ポイント特典
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ワールドカップ開幕前、ブラジル国内がまったく盛り上がっていない
さて、そんな個人的なことを長々と述べてもしかたがない。こちらに着いての一番の驚きは、ワールドカップがまったく盛り上がっていないことだった。
たとえば、普通、こういう大会があると空港には盛大に歓迎の飾りつけがなされていて、市内までの道路の両側には参加各国の国旗が翻っているものである。
そして、地下鉄の駅にも、街の商店にもワールドカップ関連のグッズが溢れているはずだ。だが、ここにはそういうものが一切ないのだ。
広告看板に多少はワールドカップ関連のものがあり、テレビでは関連番組がいくつも流れているが、それは開催国でなくても同じこと。
ドイツ在住の日本人記者に聞いたら、ドイツ国内はワールドカップ関連の飾りつけでいっぱいになっているそうだ。日本でも、ワールドカップは盛り上がっているではないか。
到着早々、開幕戦が行われるアレーナ・コリンチャンス(大会期間中は「アレーナ・デ・サンパウロ」と呼ばれる=クラブ・ワールドカップの期間中は日産スタジアムが「横浜国際総合競技場」に戻るのと同じだ)。
スタジアム周辺だけは警備の警官も配置され、見物客で賑わっていたので、確かにワールドカップらしい雰囲気だった。だが、街に戻って来るとやはり何もないのだ。
そんな街を見て、僕はサッカーの人気が無いアメリカ合衆国で、開かれた1994年のワールドカップを思い出した。
あの時も、スタジアム周辺だけが盛り上がって、街中を歩く人たちは「何か、サッカーの大会をやっているみたいだ」程度の感覚だった(全然知らない人も多かったはずだ)。
サンパウロが、そんな雰囲気なのである。
URLリンク(www.huffingtonpost.jp)