14/05/02 14:13:43.69 v6zS0FQ30.net BE:151728184-PLT(13121) ポイント特典
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車輪の幅を変えることで、レール幅が異なる新幹線と在来線区間を直通運転できるフリーゲージトレイン(FGT)構想への逆風が強まっている。
国土交通省や車両を開発する「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」は、九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)への導入を目指すが、
これまでFGTに賛成していた佐賀県内からさえ「FGTでは時短効果が小さい。フル規格新幹線にしてほしい」との声が上がる。迷走を脱して、FGTが九州を快走する日は来るのか-。(大森貴弘)
中略
構想によれば博多-新鳥栖と武雄温泉-長崎はフル規格のレールを、その間の新鳥栖-武雄温泉は在来線レールを走る。最高速度は新幹線区間で270キロ、在来線区間で130キロと設定する。
鉄道・運輸機構の加藤順・新幹線部担当課長は「技術の粋を集めた車両。試験を重ね、実際に長崎新幹線を走る量産車を完成させたい」と語った。FGTにはこれまで380億円の開発費が投じられている。
だが、FGT実現が目前に迫るに連れて、長崎新幹線沿線の目は冷ややかになっている。
佐賀県武雄市の官民で作る武雄市新幹線活用プロジェクト(会長、樋渡啓祐・武雄市長)は昨年11月、「九州新幹線西九州ルート整備に関する要望書」を公表し、
佐賀県や県選出国会議員、自民党の整備新幹線に関する調査会(町村信孝会長)に提出した。そこには、こう記されている。
「FGTでは時間短縮効果が薄く、山陽新幹線への直接乗り入れへの課題も懸念される。新幹線のメリットである高速性を最大限発揮するために全線高架フル規格(新幹線)化実現を要望します」
FGTに「ノー」を突きつけたのは武雄市だけではない。嬉野市や神埼市、鳥栖市などの議会も昨年6~9月、全線フル規格化を求める意見書を相次いで可決した。
こうした各市の動きに、佐賀県は衝撃を受けた。地元方針の大転換を意味するからだ。
もともと長崎新幹線構想にあたって、長崎県はフル規格新幹線を、佐賀県は在来線を活用する方式を要望してきた。
烏賊ソース
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