14/02/20 09:09:24.19 rGc65r6B0 BE:23897142-PLT(15073) ポイント特典
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OECD(経済協力開発機構)加盟34か国中、65歳以上の高齢者貧困率がもっとも高い韓国では貧困層の
拡大が急速に進んでいる。働き盛りの世代にもその波は押し寄せている。
OECD調査によれば、韓国は約2500万人の就業者のうち、年間113万人の労働者がリストラされている。
再就職できるのは約43%に過ぎず、過半数が自己破産などの経済的危機に直面しているという。
「運良く職にありつけても1年未満で解雇されるケースが目立っている。労働法により、1年以上継続して
勤務した労働者には30日分以上の平均賃金を退職金として支払う義務が生じるからだ。
また、1時間当たりの最低賃金は今年から5210ウォン(約490円)に引き上げられたが、ほとんど守られていない。
先日、あるコンビニに面接に行くと『うちは時給3000ウォン(約280円)。働きたい奴はいくらでもいる』と言われた。
働ける場所は限られているので従うしかない」(20代・男性)
ひとたび職を失えばたちまち生計が成り立たなくなる。ホームレスに転じる者は後を絶たない。
現在、ソウル駅周辺には約9000人のホームレスがいる。心ない市民から暴言を浴び、暴行を受けることも
日常茶飯事だ。寒さを凌ごうとビルの地下駐車場に侵入した50代男性が車に轢かれ死亡する事故もあった。
「40~50代になるとコンビニのアルバイトすらできない。ホームレスになった者は、目先のカネ欲しさに
国が発行する『住民登録証』を30万~50万ウォン(約2万8000~4万7000円)で犯罪組織に売り渡すこともある。
登録証がなければ社会保障を受けることが困難になるが、その日を生きるために
背に腹は代えられないということだ」(韓国在住ジャーナリスト)
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