14/02/16 18:14:40.42 sMPaX1At0 BE:2854156984-PLT(12013) ポイント特典
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「小泉劇場第2幕」などと騒がれた先週の東京都知事選。もっぱら田母神俊雄氏の選挙戦をみて歩いた。
今後の政治潮流を読む目安になると思ったからだ。欧米では極右勢力が活発だ。フランス国民戦線は
2012年の大統領選で過去最多の得票率17.9%を記録。米国でも過激な保守主義を訴える草の根運動
「茶会党」が政界をかき回す。程度の差こそあれ、日本もこうした世界の趨勢と無縁ではいられまい。
日本では右寄り勢力の集票力はみえづらかった。左翼の消長は共産党などの得票でわかる。右翼は
自民党に投票することが多く、穏健保守層と区分しにくい。ネット空間では右翼的な書き込みをする
通称「ネトウヨ」が増殖中だ。それが「リア充」(現実社会での充実)になっているか。
靖国神社にある武器などを展示した遊就館への年間入場者数は昨年、初めて35万人を突破した。昨夏の
参院選東京選挙区で維新政党・新風の候補が7万を超す票を得た。よくも悪くもネトウヨは無視できない
存在になりつつある。政策重視で田母神氏に投票した都民もいたろう。陣営は「都民税減税」「防災強化」
など生活重視の公約を掲げ、本人も街頭で「私は本当によい人なんです」と笑顔を振りまいた。とはいえ、
遊説の聴衆は他陣営と明らかに異質だった。iPadなどを手に集まってくるリュックを背負った若者たち。
まるでオタクのオフ会だった。その後も普通の選挙戦とはだいぶ違った。有名人をみかけると携帯で
写真を撮ろうとするのがよくある光景だが、田母神氏の支持者は色紙持参で揮毫を頼んだりするのだ。
ソース 本日の日経新聞 URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(www.nikkei.com)