14/02/10 01:11:52.23 zB3UcvVFP BE:3115627294-PLT(12025) ポイント特典
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出井さんは「VAIOは壊れやすい」と語った SONYのPC事業撤退劇
かつてVAIOは希望だった。紫色の薄いノートPC(PCG-505)が出たのは1997年の
11月だった。私は社会人1年目で、右も左も分からないまま、営業活動に没頭していた頃だ。
当時、IT業界を担当する営業グループが、商談の際にプレゼンをする必要があり、
薄くて軽いノートPCが必要とされ、VAIOが導入された。
クールな端末を持ち歩いているだけで、そのグループの人たちが羨ましく感じた。
しかし、それはすぐに絶望に変わった。数ヶ月して、熱で端末が反ってきたのだという。
あり得ない。ただ、品質面には大きく問題があるわけだが、前向きに捉えるとしたならば、
いち早くクールなWindowsのモバイルノートを投入したかったということなのだろう。
その後、さらに絶望的な話を聞く。あれは2003年の秋だったか。当時、リクルートの
出資先の企業で広報担当者をしていた私は、普段からジャーナリストと接することが多かった。
ある経済ジャーナリストで、経営者をよく取材している方がこう言った。
「VAIOは壊れやすいって、出井さんが自ら言っていたよ。彼はThinkPadを使っているはず」
耳を疑ったが、お会いするたびに、出井さんから直接聞いた話として、そのエピソードを
紹介していた。SONY勤務の友人も業務用端末は実はThinkPadだと言っていたような。
VAIOはもともと家庭用なので、業務用の端末を分けることはまだわかるのだが。
壊れやすいなら、なんとかしろと言いたくなった。