14/01/16 11:39:10.37 oKqo1/890 BE:772918447-PLT(12001) ポイント特典
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東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に14日出馬表明した細川護煕元首相(76)は、
近く発表する公約作りを進めている。
過去に2020年の東京五輪・パラリンピックの「返上論」に言及しているほか、首相辞任の引き金と
なった東京佐川急便からの1億円借り入れ問題の説明責任も求められており、陣営は過去の発言との
整合性をどうとるか、対応に苦慮しているようだ。
細川氏の陣営は、細川内閣で首相秘書官を務めた成田憲彦・駿河台大教授や、民主党元参院議員の
円より子氏ら日本新党時代のつながりを中心に「勝手連」的にそれぞれ集まり、出馬に向けて準備を
している。陣営関係者によると、細川氏は当初、14日に小泉元首相の支持を取り付けて「脱原発」を
目指して出馬する意向を明らかにし、翌15日に記者会見で他の公約を発表する段取りだったが、
準備などに手間取り、記者会見は延期された。
懸案となっているのは、細川氏の過去の言動との整合性だ。特に東京佐川急便からの1億円借り入れ
問題への説明が難題で、陣営内では「きちんと返しており、30年以上昔の話で問題がない」との楽観論も
あるが、猪瀬直樹・前東京都知事が5000万円の献金問題で辞任した出直し知事選だけに、注目される
可能性は高い。陣営内には「最初に答えて、後の質問は『類似』として受け付けない」といった意見も出るなど、
対応に神経をとがらせている。
また、昨年末に径(こみち)書房から出版されたジャーナリストの池上彰氏の著書でのインタビューで
言及した「五輪返上論」も波紋を広げている。細川氏は東京五輪について、「安倍さんが『オリンピックは
原発問題があるから辞退する』と言ったら、日本に対する世界の評価が格段に違ったものになっていた」
と語っている。
原発は国の政策だが、五輪は開催地の都知事が取り組む重要課題だけに、他候補から追及されるのは必至で、陣営関係者は「選挙にマイナスだ」と漏らしている。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)