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マクドナルドに立て直しの秘策はあるか 「うるさい」「高い」「まずい」と不満の声
2013/12/29 16:09
日本マクドナルドにとって2013年は、業績低迷に悩まされ続けた1年となった。社長交代に踏み切ったが、今のところ起爆剤とはなっていない。
かつては「100円マック」などユニークな企画で顧客のハートをつかんだが、なぜ客足が遠のいているのか。インターネット上には、マクドナルドへの不満がぶつけられていた。
日本マクドナルドホールディングスの2013年12月期の連結決算は、経常利益が前期比58%減となる見通しだ。今期2度の下方修正となった。
思えばここ1年ほど、迷走ともいえる状態が続く。訴求力の強かった「100円メニュー」を終了し、主力の「ハンバーガー」など一部値上げを実施した。
成長の原動力だったともいえる100円商品の見直しは、顧客心理に大きく響いたようだ。代わりに打ち出した高級バーガー路線はいまひとつ波に乗れず、客離れを食い止められなかった。
2012年10月に発表した、レジに置かれているメニュー表の廃止は物議をかもした。
「メニュー選びの際に不便だ」との苦情が寄せられ、当時の原田泳幸・日本マクドナルド会長兼社長(現・会長)は「混雑している時にレジで注文に時間がかかると、列に並んでいるお客様にストレスがかかる」と弁解した。
だが不満は解消されず、結局2013年12月11日からメニュー表を「復活」させた。2013年5月には期間限定ながら「朝マック」を昼や夜でも食べられるキャンペーンを実施。
これにはネット上で「もはや意味不明」などとあきれた声が聞こえた。
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