13/12/14 17:39:58.32 MBmC9vDx0 BE:1395115744-PLT(12030) ポイント特典
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■なぜ高学歴の作るゲームがつまらないのか
最近の日本産ゲームの凋落ぶりといったら目も当てられないほどだ。その原因として
ゲーム業界がある程度ステータスをもつようになり、高学歴エリートばかりが入るように
なったからというのは誰もが分かっている。
だが、なぜエリートの作るゲームが面白くないのかについて、踏み込んだ考察がないので
解説したい。大抵の大企業において重要な地位を占めるのは高学歴エリートだ。彼らに権力を
集中させた方が大概の場合生産性が高くなる。
それがなぜゲーム業界において成り立たないのか。
簡単だ。彼らには"遊び心"がないのだ。正確には遊びを"発見"する能力がないのだ。
物心ついたころから勉強ばかりさせられて、遊ぶ時間がなかったという意味ではない。
もちろん彼らも時間を見つけて要領良く遊んでいるだろう。しかし、その"遊び"は人から
"与えられた"ものでしかない。
勉強の合間にテレビゲームを与えられて育ったエリートは、所詮、他人の想像力を与えて
もらって遊んでいるだけだ。その遊びは主体的なものではない。
面白いゲームを作るのに必要なのは、ただの木の棒を伝説の剣に見立てる想像力だ。
一つの人形をあらゆる人物に投影する想像力だ。そして、その想像が面白いか面白く無いかを
屈託なく評価する悪ガキどもだ。
そうやって評価され、鍛えられた経験だ。高学歴エリートにはまったく望めない要素だ。
もちろんマネタイズやらマーケティングやら、そういう日陰の仕事にはエリートを割り当てるといい。
しかし、ゲームデザインのような日の当たる舞台に彼らを登用してはいけない。これが近年の
日本産ゲームのつまらなさの原因であり、高学歴エリートが遊びを作れない理由である。
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