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【若手記者が行く】部屋中に注意の張り紙、「シゲキごめんな、おばが悪い」…36歳おばあちゃん子はなぜ最愛の「おばあ」を殴り死なせてしまったのか
2013.11.26 07:00 (1/5ページ)[若手記者が行く]
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認知症の祖母に対する傷害致死事件の審理が行われた京都地裁
身長190センチの被告の背中が法廷では小さく見えた。平成25年元日、京都府城陽市の住宅街にある中華料理店から
82歳のおばあさんが病院に運び込まれ、4日後死亡した。祖母を殴り死なせたとして傷害致死の罪に問われたのは、孫の
中でも特におばあちゃん子で、長年ほぼ1人で面倒をみていたという孫の男(36)だった。前年夏頃から認知症の症状が
出ていたという祖母。言って聞かせれば分かると部屋中を注意の張り紙だらけにしていた孫。なぜ悲劇は起きたのか。取材
を続けると、決して人ごととは思えない重い現実があった。
(京都総局 小川原咲)
部屋の至る所に張られた注意書き
被告は祖母を親しみを込めて「おばあ」と呼んでいた。法廷記録などによると、「昔から口が達者で頑固だった」という
おばあの異変に周囲が気づき始めたのは、24年夏ごろだ。
食事や排泄(はいせつ)などにはまだ大きな問題はなかったが、たばこの火の不始末でボヤ騒ぎになったり、処方された
睡眠薬を飲み過ぎて入院したりするなどのトラブルを度々起こすようになった。
被告はそのたびに注意していたというが、おばあは言いつけをすぐに忘れてしまう。被告は次第にいらだちを募らせるよ
うになり、11月初旬には初めて手をあげた。
公判では、2人が暮らしていた部屋の写真が検察から証拠として提出され、法廷内の大型モニターに映し出された。
『火を使うな』『薬は1日1回』『灰皿には水を入れる』…。台所や寝室の至る所に、大きな文字が書かれた紙が張り出
されていた。被告がおばあのために張ったものだった。