13/11/17 01:45:30.42 BHaV0WBM0 BE:2286211384-PLT(12001) ポイント特典
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ロシア政府・戸籍登録機関(ザクス)の統計によると、国内で2組の結婚のうち1組は離婚に終わる。
URLリンク(nl.media.rbth.ru)
社会学者はアルコール中毒、家計の窮迫、狭い住居を主因に挙げる。これらは同時に重なることが多い。政府は離婚件数を抑えるため、
離婚手数料をこれまでの400ルーブル(約1200円)から一気に3万ルーブル(約9万円)に上げたが、歯止めになるとは思えない。
レペヒン夫妻の場合
ワレリー・レペヒンさんは解雇された。上司に難癖をつけられ、つい殴ってしまったのだ。新たな仕事を探しているが、どの会社でも前の職場の
推薦状を催促される。妻のイリーナさんは夫に元上司に謝るように説得してきた。
「次女はまだ生後6カ月にもならない。お金がいる。私は産休中だし」とイリーナさんはこぼす。「結局アパートを賃貸するしかなかった。
毎月ローンを払って、母のところに無心に出かけなきゃならない」
派手な言い合いの後、ワレリーさんは追い出された。家族はイリーナさんの母親の年金で暮らしている。離婚を説き伏せたのは母親だった。
「ウサギ小屋」も一因
家族に亀裂が入る主な原因はロシア人の大半が「ウサギ小屋」に住んでいることだ。モスクワ大学社会学部のアレクサンドル・シネリニコフ准教授は
「ロシアでは、アパートの部屋数が人数より少ないのが普通だ。中年の夫婦でさえ、両親と同居している人が多い」と語る。夫婦が離婚後も同じアパートに
住み続けたり、場合によっては同じ部屋に同居し続けるのも同じ理由による。
50歳過ぎが第2の危機
昨年離婚した夫婦は65万組で、結婚したのは120万組。結婚した夫婦の3分の1は3年以内に離婚している。
年齢別に見ると、最も離婚率が高いのは35歳以下だ。危機の第2の波は夫婦が50歳を過ぎたころにやって来る。心理学センター「十字路」のキリル・
フロモフ所長はこう語る。
「子供が成人すると夫婦の共通の仕事がなくなってしまう。『共通の楽しみ』をうまく共有し続け、あらゆる危機を乗り越える夫婦もいる。だが、大抵の場合は
子供が唯一のかすがいなのだ」
URLリンク(roshianow.jp)