13/08/08 12:08:02.52 wwvGIsoST● BE:1158228277-PLT(12554) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/o_anime_basiin.gif
URLﾘﾝｸ(karapaia.livedoor.biz)
尿から分離したiPS細胞で歯を再生させることに成功（中国研究）
2013年08月08日 ι コメント(13) ι 知る ι サイエンス＆テクノロジー ι #
URLﾘﾝｸ(livedoor.blogimg.jp)
中国科学院広州生物医薬・健康研究院の裴端卿研究員が率いる研究チームは、被験者の尿から分離したiPS細胞を利用し再
生歯を生成した。科学者がヒトのiPS細胞を利用し再生器官を生成したのは、これが初めてだという。
研究チームはまず、iPS細胞を上皮状の膜状構造に分離し、さらにネズミの歯胚の間葉系幹細胞と組み合わせた。そこで得
られたサンプルを免疫に欠陥のあるネズミの顎骨に移植したところ、3週間後に歯が再生されたという。
形成された歯の構造は、上皮の部分から派生して得られたエナメル細胞やエナメル、間葉系幹細胞から発育した牙質細胞、
牙質、歯髄、セメント質などが含まれており、正常なヒトの歯と同じ、硬度、ヤング率、化学組成成分といった理化学性質
を持ちあわせていることがわかった。
URLﾘﾝｸ(livedoor.blogimg.jp)
現段階ではまだマウス実験に過ぎず、歯の再生率も30％で、エナメル質の硬度も人間の歯の3分の1程度にすぎないという
課題が残されているが、将来的にヒトの間葉系幹細胞を使用した培養システムにより、これらの問題を解消できると研究者
らは語っている。
この技術が確立されれば、従来の差し歯やインプラントといった方法に頼らず、歯の再生治療の未来が開けるだろうと期
待されている。via:bbc spc
日本では最近になってｉＰＳ細胞を使い、動物の体内でヒトの臓器を作り出す研究を行うことが国の専門委員会で容認さ
れたところだ。国内での今後の研究にも大いに期待したいところだ。