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フランス通信によりますと、フィリピンのガズミン国防大臣は、
「フィリピン政府は現在、アメリカ軍に対して、
フィリピン国内の軍事基地により長期的に駐留する許可を与える草案を作成している」と語ったということです。
ガズミン国防大臣によると次の段階では、この許可は日本の自衛隊にも与えられるだろう、ということです。
また、日本の小野寺防衛大臣との会談後、記者会見で
「フィリピン政府は他国の駐留、とりわけ日本の自衛隊の駐留を、
この分野における共同戦略として、既存の取り決めに基づき歓迎している」と語りました。
フィリピンは中国と南シナ海の一部の島々の領有権をめぐって対立しており、
このフィリピン政府の決定は、地域の一部の国の怒りを引き起こすとみられています。
現在、アメリカ軍の特殊部隊の兵士数百人が、発表された名目上の目的により、フィリピン軍の訓練に当たっています。
2013/6/28
URLリンク(japanese.irib.ir)フィリピンがアメリカ軍の恒久的な駐留を計画
<参考>
>フィリピンのデルロサリオ外相は英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、
>日本が戦後の平和憲法から解き放たれ、軍事的強化に進むことを歓迎すると表明した。
>同紙は、中国の高圧姿勢に懸念を強めるアジアの国々が日本の軍事的強化を支持することによって、
>自衛隊を「国防軍」に格上げする憲法改正を目指す自民党の安倍晋三総裁に勢いづける可能性があると指摘している。
>インタビューの中でデルロサリオ外相は、「われわれはアジア地域でバランス形成の要因を求めており、
>日本はそのための重要な存在になり得る」と述べ、中国に対抗するための日本の「再軍備」を「強く歓迎する」と語った。
>中国の脅威にさらされているフィリピンなどは今、「第2次世界大戦時の旧日本軍の侵略の記憶以上に、
>現在の中国の圧迫により大きな懸念を持ち始めていることが示されている」と同紙は解説している。