13/05/12 10:46:33.64 6GNE+vFMP BE:2107329449-PLT(12001) ポイント特典
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李漢洙(イ・ハンス)国際部記者
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記者は2008年から1年間、外国人研究員として早稲田大学に在籍したことがある。ある日、夕食の席でメディア関係の日本人と会った。日本経済新聞のソウル特派員や香港特派員の経験を持つ、知韓・知中派の人物だった。
何杯か酒を酌み交わした後で、その人は「韓中日3カ国の人間の中で、自分の胸の内をありのままに話す人間は、韓国人しかいない。今、(日本人の)自分が、率直に胸の内を打ち明けたい」と語り始めた。
話の内容はこうだった。日本が最も懸念しているのは、韓国が中国と連携することだ。中国の通貨・元は、じきにアジア地域の基軸通貨になる。
このとき、韓国が中国と手を組んだら、日本は大きな危機に直面する。かつて大陸を支配していたモンゴルは、高麗と共に日本を攻撃した。
モンゴルは当時、造船技術を持たなかった。船を造ったのは高麗だった。大陸の力と韓半島(朝鮮半島)の技術が出合う状況が最も恐ろしい。
このように語っていた彼は2年後、韓国が中国と連携して日本を相手に「安保・経済戦争」を繰り広げることを想定した小説を出版した。
麗蒙連合軍という、今から740年も前の例を挙げたのは少々こじつけという気もしたが、後に理解できるようになった。
外部勢力に侵入されたことがほとんどない日本は、当時のことを大変な恐怖として記憶していた。日本史の教科書は、モンゴル・高麗軍の襲来を、日本史10大事件の一つに挙げている。
日本語の中にも恐怖の痕跡が残っている。子どもを泣きやませるとき、昔は「むくりこくりの鬼が来る」と言っていた。「むくり」はモンゴル、「こくり」は高麗を意味していた。
日本人は、九州の沖合を真っ黒にして押し寄せたモンゴル・高麗軍の戦艦を見て、大変な恐怖を感じた。強烈な記憶が脳裏に刻まれたわけだ。
>>2以降へ続く
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