13/04/12 13:12:51.54 YS8+bHAu0 BE:386459827-PLT(12000) ポイント特典
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14日告示の滋賀県彦根市長選(21日投開票)で、幕末に彦根藩主・井伊直弼が暗殺された桜田門外の変が
異色の争点になっている。
立候補表明した新人が、暗殺に関与した薩摩浪士一族の子孫で、現職側が立候補を批判したのが発端。
他の立候補予定者や市民の間では「市政課題とは関係ない話」と冷ややかな見方も出ている。
市長選には、4選を目指す現職獅山向洋(ししやまこうよう)氏(72)と、いずれも無所属新人の
有村国知(ありむらくにとも)(38)、大久保貴(おおくぼたかし)(49)の両氏が立候補を予定している。
問題のきっかけは、獅山氏の支持団体が「現代の『桜田門外の変』」と題して作成したビラ。有村氏の
先祖が井伊暗殺に関わったことに触れ、「末裔(まつえい)がなぜ、よりによって彦根市長になろうとするのか。
市の歴史と伝統を守る市長として容認できない」と記述。大久保氏に対しても「歴史を知らないのか。
(有村氏の立候補について)見解を明らかにすべきだ」と書いている。今月上旬に市内で4万枚配布された。
獅山氏は記者会見などで、ビラを作成、配布したことを認め、「公然の事実を指摘しただけで、
市民にとって大事な情報。決して悪口を言っているのではない」と説明した。告示後も訴え続けるという。
有村氏は、井伊暗殺後に自害した薩摩浪士・有村次左衛門の弟の子孫で、彦根市と隣接する
同県愛荘町(あいしょうちょう)出身。8日に記者会見し、「出自は自分でコントロールできないもの。
私の尊厳と人権を侵している」と批判。大久保氏も取材に「人権上の問題があり理解できない。
選挙は市の将来を考えて政策を競うものだ」と語る。
(2013年4月12日12時30分 読売新聞)
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