13/04/10 21:46:30.65 HrywBrMQ0 BE:11192459-PLT(12001) ポイント特典
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尼崎事件 香川県警対応不十分認める方針
兵庫県尼崎市の一連の殺人・死体遺棄事件で、香川県警察本部が、殺害された高松市出身
の女性の家族への対応を検証した結果、家族などから36回にわたって通報や相談を受けて
いたにも関わらず、事件として捜査していなかったことが、警察の内部調査で分かりました。
香川県警は対応が不十分だったと認める方針で、検証結果を遺族に説明することにしています。
一連の殺人・死体遺棄事件では、去年10月、高松市出身の仲島茉莉子さん(当時26)が、
尼崎市の住宅の床下から遺体で見つかり、自殺した角田美代子元被告の親族7人が殺人など
の罪で起訴されています。
元被告らは、平成15年に高松市の仲島さんの実家に居座り、多額の金を脅し取ったほか、
家族の間で互いに暴行させるなどしていたことが分かっています。
香川県警察本部が内部で調査チームを作って当時の対応を検証した結果、平成15年から
3年余りの間に、仲島さんの家族などから地元の警察署や警察本部への通報や相談は合わせ
て36回に上っていたことが分かりました。
このうち、平成15年9月には、110番通報を受けた警察官が、仲島さんの父親が耳や
腕に殴られたようなけがをしていることに気付いていたほか、翌年の1月には父親が警察署を
訪れて被害を訴えましたが、事件として捜査するのは難しいとして受け付けていませんでした。
また、親類が、仲島さんの父親が多額の金を要求されたことなどをたびたび相談していまし
たが、当事者どうしの話し合いや裁判所に相談することを勧めるにとどまっていたほか、
近所の人や友人も、暴行を受けているようだなどと伝えていましたが、警察は、直接の被害
の申し出がないなどとして捜査に乗り出しませんでした。
香川県警は「トラブルが起きていることがうかがえるにもかかわらず、警察の中で情報共有
がうまくできず、積極的な対応が取れていなかった」として、不十分な対応だったことを
認める方針で、近く検証結果を父親に説明したうえで公表することにしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)