13/02/19 18:58:34.11 OfcYV7sY0 BE:1674240555-PLT(14072) ポイント特典
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去る2月11日、愛知県豊田市で、トヨタ自動車が行っている非正規労働者や下請け企業に対する
不当かつ理不尽な行為への抗議行動「トヨタ総行動」が開催された。
トヨタはこの不況下にもかかわらず、高い収益を上げている。2012年になってからグループ主要8社で
大幅な増収が報告され、13年3月期決算では、トヨタ単独で
1500億円の黒字になることがほぼ確実と見られている。トヨタ単独での黒字は5年ぶりとなる。
トヨタはこれまで、円高による採算の悪化を理由に、下請け業者に対して「円高特別協力金」と呼ばれる
施策を進めてきた。協力金などというものの、その実態は下請け業者に対する単価の切り下げである。
下請け企業の契約更新は、春と秋の年2回。その際、トヨタは昨年2回、下請け業者に対して1.5パーセントを
上限とした単価切り下げを要求。円高特別協力金とは、それに加えて「円高を理由に、さらに1.5パーセントの
単価引き下げ」を提示していたものである。これを承諾しなければ契約を打ち切られてしまう
可能性が高いため、下請け業者はこのトヨタの要求を受け入れざるを得ない。
冒頭の「トヨタ総行動」の会場となったトヨタ本社にほど近い山之手公園には、当日正午過ぎには
500人を超える参加者が集まっていた。13時から集会が始まり、実行委員長の榑松氏のあいさつに始まり、
各労組関係者や労働者らによる活動報告や決意表明などの後、13時43分頃にデモ隊がトヨタ本社に向けて
スタートした。途中、何度か雪がちらつくなどの天候の崩れがあったが、14時21分頃にデモ隊先頭が
トヨタ本社ビル前に到着。参加者はトヨタに対する抗議を口々に叫んだ後、そのまま流れ解散となった。
トヨタ方式については、社会常識としても、また人道的視点からも、その問題点はあまりに多く、
そして大きいと言わざるを得ない。にもかかわらず、そうした問題点を大手メディアが取り上げることは
ほとんど無に等しい。今回のトヨタ総行動についても、大手メディアの記者や取材陣の姿は皆無であった。
URLリンク(biz-journal.jp)
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