13/02/18 18:53:16.79 CZ6rOMWX0 BE:1829067337-PLT(12001) ポイント特典
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乙武 洋匡 ?@h_ototake
【お知らせ】福島の温泉宿を訪れて感じたこと、さらには福島のみなさんから寄せられたツイートを
Togetterにまとめました。お時間があるときにでもお読みいただければ。
1.福島に来ている。昨日から食事やお酒、温泉の写真をアップするたびに、地元の方から、「福島に
来ていただき、本当にありがとうございます」とのツイートが寄せられた。もちろん、他の土地を訪れても
同様のツイートは寄せられるけど、言葉にこめられた熱、そして切実さのようなものに違いを感じた。
2.チェックアウト時には、若旦那らしき人が対応してくださった。彼は、やはり多くのツイートと同じ言葉を
口にした。「わざわざ福島に来ていただき、本当にありがとうございます」。そう言うと、深く、深く、頭を下げた。その姿勢に恐縮しつつも、そこに偽りのない感謝の思いを感じることができた。
3.彼はこうも言っていた。「じつは乙武さんのTwitterをフォローしています。いま福島は、風評被害で
ひどいことになっています。どうかみなさんに伝えてください。『福島は元気です』と」。深く頭を下げる感謝の
思い―その根底には、きっと言葉にならない悔しさ、もどかしさがあるのだろう。
4.人の良さそうな女将の言葉も印象的だった。「またお疲れになったら、癒しにきてください。私たちも、
ときどき東京に行くんですけどね…うん、でもやっぱり福島がいちばん」。そう言い終えたあとに見せた
表情は、温泉宿の女将としての顔ではなく、郷土を愛する一人の女性としての顔だった。
5.地方の人々にとっては、郷土が都会化されることだけが幸せなのではない。東京のような暮らしを
望んでいる人ばかりではない。そのなかで、どう経済を活性化させ、雇用を生み出していくのか。
社会学者・開沼博氏も指摘しているように、これは原発事故が起こる以前から、地方が抱える課題なのだ。
6.その課題に対して、いまの僕には何の解決策も見出だせていない。だけど、僕はまた福島に来ようと思う。
「応援したいから」という気持ちがないわけじゃない。でも、それ以上に、この景色が、料理が、人々が好き
だから。美味しいお酒と温泉もあるしね。福島のみなさん、ありがとう&また来ますね!了
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