13/02/16 14:12:22.09 Bvr1ubA30 BE:383553582-PLT(18481) ポイント特典
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世界に約12億人の信徒がいるキリスト教最大の教派「カトリック」のトップであるローマ法王ベネディクト16世(85)が11日の声明で、高齢を理由に2月28日をもって退位すると表明した。
ローマ法王庁(バチカン)報道官によると、実質的に終身制の法王の退位は約600年ぶりで極めて異例。一方、予言マニアの間では今回の異例の退位に関して、「マラキの預言」の存在が騒がれている。
声明によると、法王職は「2月28日午後8時(日本時間3月1日午前4時)で空席となる」。
法王は「急速に変化する今日の世界で、(法王職を全うするためには)身体と精神の力が必要だが、数か月前から減退し、職務を十分に果たせなくなってきた」と異例の退位を説明した。
バチカンのメディアによると、法王は11日の枢機卿会議で、カトリック教会の利益のために引退を決めたと述べた。
後任の法王を決める会議「コンクラーベ」の開催も要請。後継者をめぐる水面下の動きが活発化する。
法王として初めてツイッターで信者に語りかけるなど精力的な活動を行った一方、高齢による健康不安も指摘されたベネディクト16世。
昨年には側近が関与した機密文書流出事件が明らかに。背後に権力闘争もささやかれるなど心労も絶えなかったとみられる。
流出事件では、法王の元執事が文書を持ち出したとして、昨年10月に実刑判決を受けた。
バチカンは12月に恩赦を与えるなどして幕引きを図ったが、相次ぐ内部文書の流出スキャンダルは、大量の米外交文書などを暴露した内部告発サイト「ウィキリークス」になぞらえ「バチリークス」と呼ばれ、バチカンを揺るがした。
2005年の法王選出後、世界ではカトリック教会の聖職者らによる未成年者への性的虐待も次々と発覚した。
つづく