12/12/26 08:13:09.11 GCeMG96L0 BE:911644627-PLT(12030) ポイント特典
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石油情報センターが25日発表した12月の灯油の配達価格(10日現在の全国平均、1缶=18リットル入り)は
前月より32円値上がりして1771円となった。
昨年12月と比べても58円高い。本格的な冬を迎え、暖房用の灯油需要は堅調に伸びており、石油元売り各社は今月、
灯油の在庫減少分に対応するため輸入を始めた。一方、原油の調達価格は高値で推移しており、灯油の最終価格には先高感が強まっている。
石油連盟によると、国内の灯油在庫量は254万キロリットル(15日現在)となり、昨年12月末の272万キロをすでに下回った。
節電の影響などを見越して、石油元売り各社は秋口に灯油の在庫を積み増し10月末は昨年並みの335万キロリットルを確保していた。
しかし、11月から全国的に冷え込み、暖房用灯油の出荷が増加、在庫は減少した。このためJX日鉱日石エネルギーは
今月から日本海側の5カ所の油槽所で輸入を開始。出光興産も韓国から灯油の国内輸送を行った。
気象庁が25日発表した3カ月予報によると、暖冬はあまり見込めない。みずほ総合研究所の真崎昭彦・上席主任研究員は
厳しい寒さで販売が好調なため、「灯油価格はガソリンなどと比べて上昇傾向にある」と分析。
国際原油市況が堅調に推移する中での円安で原油価格が上昇しており「灯油の最終価格の上押し圧力となっている」と灯油価格上昇の可能性を指摘する。
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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