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CIA秘録―その誕生から今日まで (文春文庫)
ティム ワイナー著
内容(「BOOK」データベースより)
諜報によって第二の真珠湾攻撃を防ぐべく創設されたアメリカ中央情報局=CIA。
だが、その60年に及ぶ歴史は、失敗と欺瞞の連続だった。トルーマンからクリントン、
ブッシュJr.の時代まで、超大国の諜報機関がいかに転落の道を歩んだか、
5万点を越す機密解除文書、300人以上の証言など、すべて実名の情報で明らかにする驚愕の書。
全米図書賞受賞。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ワイナー,ティム
ニューヨーク・タイムズ記者。1956年ニューヨーク生まれ。CIA、国防総省などのイ
ンテリジェンスを30年近くにわたってカバーしている。ニューヨークのタウン紙
『ソーホー・ニュース』からそのキャリアをスタートし、『フィラデルフィア・
インクワイアラー』に移籍、調査報道記者として国防総省、CIAの秘密予算を明るみにだし、
1988年ピューリッツアー賞を受賞。1993年『ニューヨーク・タイムズ』紙に移籍、
99年までワシントン支局でCIAを担当
これ読むと、CIAが万能というイメージ崩れるよ。
政府の中で、意外と継子扱いされてる感じ。
CIAの秘密工作でうまくいったのは、大昔のイラン政権の転覆ぐらいだとさ。
後、あえてあげるとすれば、日本でCIAが資金援助した何人かの政治家の中で
総理大臣が誕生したとか。
そもそも、CIAの職員が現地の文化を知らない、
現地語すらしゃべれない状態で、どうやって金ほしさのガセネタと
本物のネタの区別がつくのか
って、イラクの大量破棄兵器の大反省会とか。