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小学校教諭が女児と性的関係、被害者が処罰望まず
女児「先生を愛している。処罰したら黙っていない」
警察、女児の自殺を懸念し苦悩
小学校の教諭が、6年生の女子児童と性的関係を持ったことが分かり、警察が捜査に乗り出したが、
教諭と児童は「互いに愛し合っている」と主張しており、論議を呼んでいる。
江原道江陵市内の小学校のA教諭（29）は今年5月以降、6年生の女児と数回にわたり性的関係を持った。このような事実は、
女児がA教諭との関係について福祉施設のカウンセラーに打ち明けたことで明らかになり、施設側はこの事実について警察に届け出た。
届け出を受け付けた江陵警察署は女児に対し事情聴取を行ったが、女児は「先生を愛しているからしたことだ。性的暴行ではない」
と一貫して主張しているという。一方、A教諭も警察の調べに対し、似たような趣旨の供述をしているという。
A教諭は今年初め、特定の科目を担当する中で女児と知り合った。女児はA教諭に好感を抱き、そのうち性的関係を持つに至った、と警察は見ている。
女児は家庭環境などの事情により、自宅ではなく福祉施設で生活しているという。一方、A教諭は警察の事情聴取に対し
「性的暴行を加えたことはない」と主張し、潔白を証明するため服毒自殺を図ったことが分かった。
満13歳未満の児童と性的関係を持った場合「児童・青少年の性の保護に関する法律」により、
合意や被害者の届け出の有無に関係なく、強姦（ごうかん）罪が成立する。
このため、A教諭も強姦罪で処罰することが可能だが、警察は現在、処罰をめぐって苦悩しているという。
被害者の女児が「先生の処罰は望まない。処罰されたら黙っていない」として、自殺をほのめかすかのような態度を見せているためだ。
警察の関係者は「教師による不適切なセクハラ行為をめぐり、刑事訴追を積極的に検討している」としながらも
「教師を処罰した場合、幼い女児が極端な選択をすることが懸念されるため、困惑している」と話した。
なお、この事件が発覚した際、江原道教育庁（教育委員会に相当）はA教諭を解職しており、司法機関の措置を受けて懲戒委員会を開く方針だという。
2012/12/07 11:05
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