12/10/07 06:19:42.95 0LNZ6rMf0 BE:2436286166-PLT(12223) ポイント特典
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「日本一の大金持ち」「日本のスティーブ・ジョブス」と呼ばれる孫正義・ソフトバンク社長（55）に関する本は、既に飽和状態にある。韓国国内で出版されたものだけでも、10冊を超える。しかし本書の著者は「これまでの孫正義伝は、ソフトバンクの成功を基点として、
帰納的に青年時代の孫正義を物語っている」と批判した。大宅壮一ノンフィクション賞や講談社ノンフィクション賞も受賞している著者が選んだ道は、その反対で、孫社長のルーツ探しだった。孫社長の情熱と根性は一体どこから始まるのか、孫社長の「うさんくささ」を
孫社長自身の「血と骨の物語」から解き明かそうとした。著者は非常に粘り強い。孫社長が生まれた集落の隣人、通っていた学校の教師や同級生を探し出し、孫氏一家の故郷に当たる韓国の大邱や慶尚南道固城郡を訪ね、話を聞いた。著者は対馬海峡をまたいだ
孫氏3代の哀歓史をよみがえらせ、次のような結論を下した。すなわち、現代の日本の未来を左右するほどのこの大物は、故郷で生きるすべがなく100年前に海を渡った在日韓国人が、泥沼のような逆境に耐えて咲かせたハスの花のような存在だった、というわけだ。
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