12/10/01 14:35:21.11 Xy3ZVKM+0 BE:993751766-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/mini.gif
国内携帯電話3位のソフトバンクは同4位のイー・アクセスを買収する方針を固めた。株式交換により
完全子会社化を目指す。株式取得額は2000億円弱になるとみられる。スマートフォンの普及で通信量が
増大するなか、イー・アクセスが持つ周波数帯を活用する。買収後のソフトバンクグループの携帯電話
契約数は2位のKDDIに迫り、国内の携帯電話事業者は首位のNTTドコモを含めた大手3社に集約される。
1日午後にソフトバンクとイー・アクセスが発表する。イー・アクセスの株式時価総額は先週末の終値で
約520億円。株式交換比率など詳細は今後詰める。イー・アクセスの臨時株主総会の承認を経て
2012年度末までの買収完了を目指す。イー・アクセスは全額出資子会社として持ち株会社である
ソフトバンクの傘下に入る。イー・アクセスが展開する「イー・モバイル」の通信サービスは継続する。
両社の携帯電話の契約数は3427万件(8月末)とKDDI(3588万件)に迫る。連結売上高見通しを
単純合算すると13年3月期に3兆6000億円規模となり、2位のKDDI(13年3月期予想は3兆5800億円)を
抜く可能性がある。
買収の狙いは携帯電話の利用周波数の拡大とインフラ投資の負担軽減。スマホの普及でデータ通信量が
急増しており、通信インフラの整備とともに回線の混雑緩和が課題になっている。
ソフトバンクはこれまで2.1ギガ(ギガは10億)ヘルツ帯など3つの周波数を持っていた。新たに
取得した「プラチナバンド」と呼ばれる900メガ(メガは100万)ヘルツ帯の周波数の運用も7月から始めたが、
大手2社に比べて依然として利用周波数は相対的に少ない。
イー・アクセスは1.7ギガヘルツ帯の周波数を持ち、3月から高速携帯電話サービス「LTE」を始めた。
15年に新たなプラチナバンドのサービスも開始する計画。買収によりソフトバンクは米アップルの
「iPhone(アイフォーン)5」などに対応するLTEサービスを拡充する。
URLリンク(www.nikkei.com)