12/09/19 21:39:56.82 bjIAt7T00 BE:362858764-PLT(12000) ポイント特典
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バブルが崩壊し、長く暗いデフレ不況に突入して20年。日本が世界第2位の経済大国の地位から転げ落ちるこの坂道はどこまで続くのか。英『エコノミスト』誌が予測した
『2050年の世界』(文藝春秋刊)は、日本人にとっては見るに堪えないものかも知れない。
超々高齢化社会は「経済大国・日本」を崩壊させる。
一般に、国家の経済活動は労働人口の割合の大きさに比例する。日本は1970年代後半から1980年代にかけて、団塊の世代が働き盛りを迎え、ジャパン・アズ・ナンバーワン
と呼ばれる経済繁栄の時代を迎えた。そのような人口構成上のメリットを同書では「人口の配当」と呼ぶ。
〈しかし、かつての黄金世代が銀髪になって引退を迎えると、配当は負債に変わる。(中略)今後40年間に、このような世代交代は大きな経済的影響を及ぼすだろう〉
(『2050年の世界』より抜粋)
その結果、日本の経済の没落は目を覆わんばかりだ。
2010年に世界経済全体の5.8%を占めていたGDP(国内総生産)は、30年には3.4%に低下すると見込まれ、2050年にはたった1.9%にまで落ち込むとされる。
これは、現在の韓国程度のポジションだ。アジアの発展途上国の経済成長率は5%程度で推移すると見られるが、日本は0.9~1.0%で、世界経済の発展から大きく
取り残されてしまう。