12/09/08 22:26:20.41 Yjz2WbuiP BE:1794127537-PLT(12000) ポイント特典
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スマートフォン(高機能携帯電話)関連の特許をめぐり、米アップルと激しい法廷闘争を
繰り広げる韓国サムスン電子。アップルは基幹部品の顧客であるにもかかわらず、容赦なく
刃をむくサムスンの強硬姿勢に衝撃を受けた家電関連の関西企業の関係者も多い。重要な
取引先だろうが、行方を阻む会社はつぶしにかかる。その絶対的な自信の裏には、取引企業
との関係を次々と変えたとしてもリスクを伴わないよう、四方八方で大手企業を“味方”に
つけるしたたかな経営手法があるといわれる。
■アップルとの訴訟、負けても笑み「タダで宣伝になる」
「サムスン社員は実は喜んでいるらしいですよ。毎日、世界中に会社名が知られる“無料”の
広告効果があるって…」
サムスンの関係者は、連日、テレビや新聞、インターネットで流れるアップルとの報道について、
涼しい表情でこう打ち明けた。
通常ならば、訴訟問題がクローズアップされることは企業にとって「ブランドの低下」という
マイナス要素が懸念されるが、サムスンには全く動揺する様子はない。それどころか「今回の
騒動は、サムスンが世の中に仕掛けた広告活動の一環なのではないか」(業界関係者)という
見方もあるほどだ。
まさに危機をチャンスに変えるサムスン。その一面が最も色濃く表れたのは訴訟そのものよりも
「訴訟を受けての対応の素早さ」と分析する企業関係者は多い。
アップルとサムスンは最先端のIT機器でしのぎを削るライバルでありながらも、アップルは
端末の液晶ディスプレーなどの基幹部品について、サムスン製品に依存する関係を構築してきた。
しかし、訴訟を受けて、アップルはサムスン以外からの部品調達を拡大する“脱サムスン”の動き
を加速させる恐れがある。
(つづく)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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