12/08/04 02:28:15.28 cis3801P0 BE:4102396979-PLT(12030) ポイント特典
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来春の新卒高校生を対象にした合同企業説明会が３日、仙台市の仙台サンプラザホールで開かれた。説明会は宮城労働局などが、
県内の新卒高校生の高い離職率改善のため今年度から企画した。１０１社が参加した会場では、就職希望の高校生１３２９人が企業側の説明に熱心に聞き入った。
厚労省がまとめた平成２２年３月卒の統計によると、県内の新卒高校生の就職から１年間の離職率は３０・４％で、全国平均の２０・７％を大きく上回った。
２０年３月卒の就職から３年間の離職率は４２・４％にも達している。
県内の高校生の就職は、ハローワークが受け付けた求人票から学校側が生徒に企業を紹介する形。この際に企業の事業内容を十分に理解せずに入社することが、
高い離職率につながっている可能性が指摘されてきた。
説明会は企業の担当者から直接話を聞き、生徒が納得して就職活動ができるよう企画された。県内では石巻市に続く２度目の開催。東日本大震災の復興特需で
県内の新卒高校生の求人数は前年のほぼ２倍の１７７２人（７月１５日現在）となっている。
名取市内の普通科高校の進路指導教諭は「求人も多く、いろいろと比較できる場があるのはありがたい」と評価。県南部の女子生徒（１７）は
「職種を絞り切れていなかったので助かりました」と話した。一方で、女子の希望が多い事務や販売は狭き門。仙台市から県南部の高校に通学する女子生徒（１８）は
「事務は件数も人数も少なくて大変です」とため息交じりだった。
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