12/08/02 06:47:55.29 0XZZRx/Ui● BE:1897490939-PLT(12321) ポイント特典
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「iPhoneはソニーにヒント」 サムスン主張
米アップルと韓国サムスン電子が訴訟にあたって提出した証拠や文書には、電機・IT(情報技術)業界のエピソードが多く含まれている。
その一つが、サムスンが主張する「アップルのスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)『iPhone(アイフォーン)』のデザインが、
ソニーのデザインから派生したものだ」というものだ。
それによると、「iPhone」のデザインが生まれたきっかけは、「ソニーのデザイナーが着想した『ボタンを極力無くした携帯端末』を紹介した記事」だという。
これを受けてデザイン部門トップが、アップルに当時勤務していた日本人デザイナー、西堀晋氏に「ソニーが(iPhoneを)作るとしたら、
どんなデザインにするか作ってくれ」と依頼。その“ソニースタイル”の試作品デザインが、「iPhoneに影響を及ぼした」としている。
アップルは“ソニースタイル”の試作品ができる前にiPhoneデザインの原型は生まれていたと反論する。
しかし、アップルがソニーのロゴまで入れた試作品を作っていたことは事実。日本企業や日本人が最先端を走っていた証拠でもある。
電機・IT業界は、創造的な製品を他社が後追いし、製品価格が下がることで普及。先行メーカーも
特許料収入や部材調達コストの下落で利益を受けるというサイクルを繰り返してきた。
アップルが初期に作ったパソコンのマウスや画像操作技術(グラフィカル・インターフェース)は、
ゼロックスが開発した試作品にヒントを得たといわれる。シャープの創業者、早川徳次氏は「人にまねされるものを作れ」と開発陣を鼓舞した。創造と模倣は紙一重。
アップルとサムスンの訴訟はそんな業界の在り方も示している。(シリコンバレー=岡田信行)
URLリンク(www.nikkei.com)