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◇音楽プログラム順位高揚にも利用？製作者ら、「誘惑受けてみた」
歌謡番組の順位にレコード、音源販売量が集計基準として適用されながら順位を高めようと買い占めをする場合もある。やはり歌謡界では公然の秘密だ。
特に買い占めは地上波歌謡順位番組の1位を占めるためになされる場合が多いというのが歌謡関係者たちの話。
人気と知名度、ファン層が互いに類似したチームが1位をめぐって競合する時、音源、レコード点数を高めるための買い占めがなされるというのだ。
一部歌謡ファンたちは特定歌手らに対して「歌謡番組の順位集計期間にレコードが集中的に購買された」とか「前作に比べて何倍もさらに売れたレコード販売量に納得できない」という意見と共に販売量推移の変動を提示しながら買い占め疑惑を提起したりもする。
このために中小歌謡制作者は「買い占めで善意の競争をする歌手が被害を受ける」とぶっきらぼうな話ぶりをしている。
複数の製作者は買い占めの誘惑を受けたことがあると打ち明けた。
買い占めの誘惑を受けたという大型企画会社関係者は「競争会社所属歌手が買い占めで順位を高めるのに私たちだけ損をするようで誘惑を感じた」と打ち明けた。
新人らをリリースした企画会社関係者は「大型企画会社らの力に押されて新曲を発表しても毎度音源順位100位圏外にだけ留まる場合が多い。
このようではとうてい光を見ないと思い、買い占めでもしなければならないかと悩んだ」と話した。
◇公正競争阻害、止揚されなければならない慣行
買い占めは歌謡界で公正な競争を阻害するだけに止揚されなければならないという声がますます大きくなっている。
全世界音楽ファンたちがK-POPに熱狂する今、買い占めは旧時代的悪習という指摘だ。
一部では「自浄努力が優先されなければならなくて、それが難しいならば協会や団体次元の対策も模索してみなければならない」と声を高める。
大衆文化評論家カン・テギュ氏は買い占めの副作用に対して「公正に評価されなければならない歌手と歌がこういう慣行のためにまともに認められることができない。
また、実力ある新人らの場合にもこれによって正しい出口を持つことができないというのが大きな問題」と指摘した。
続く