12/07/23 20:57:25.50 OOK3d1or0 BE:843329243-PLT(12321) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/anime_morara03.gif
URLリンク(jp.ibtimes.com)
「脳泥棒」の寄生生物たち、精神病の原因に
人を含む殆どの生き物は寄生虫の宿主に選ばれる。中には宿主に気付かれず、その体内でひっそりと育ち、繁殖していく寄生虫もいる。だが、宿主の体を巧妙に操り、
そればかりでなくその体を乗っ取ってしまう寄生虫がいるのだ。
写真を拡大する
ネコの寄生虫で、人が精神病に
寄生性原生生物のトキソプラズマ原虫は単細胞生物で、通常、ネコの腸内で繁殖する。この寄生虫が健常成人に感染しても大きな害を及ぼさないと考えられていたが、
人の行動に影響を及ぼすと取りざたされるようになった。
ネコのフンからトキソプラズマに感染すると、一部の女性で自殺リスクが高まると指摘した研究発表が最近メディアをにぎわせた。
また、統合失調症などの精神疾患とトキソプラズマとの関連性を示した論文も話題となった。さらに、感染者の間で交通事故率が高いという報告もされた。
トキソプラズマの原虫はネコのフンとともに体外に出て、別の宿主(通常はネズミなどのげっ歯類)に感染する。そしてネズミの脳や筋肉細胞で無性生殖を開始し、
やがてはネズミの脳を操作するようになる。つまり、ネコから逃げるのではなく、そのフンの匂いにふらふらと吸い寄せられていくように変えてしまう。
米疾病予防センターの推定よると、米国だけでも6000万人がトキソプラズマに感染している。
トキソプラズマ原虫がネズミに行ったと同じような脳の操作を、ネコを飼う女性の脳にも施しているという考えは、強固な証拠は得られていないが、
あながち馬鹿げてるとはいえないかもしれない。