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広島・長崎に原爆が落とされる前、パンプキン爆弾と呼ばれる模擬原爆が落とされたのをご存知だろうか - 暇つぶし2ch1: マンクス(やわらか銀行)
12/07/20 01:29:25.62 4npy1n6x0● BE:957312566-PLT(12501) ポイント特典
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弟奪った「模擬原爆」に原発事故重ね 大事なこと知らされねぇ

 終戦直前、福島市内の渡利(わたり)地区。当時十八歳の斎藤ミチさん(85)は米軍の「模擬原爆」で弟を失った。
原爆投下の練習台になったことは終戦から随分と時を経て聞かされた。昨年三月、東京電力福島第一原発事故による
放射能で故郷が汚染され、またも「原子力」に翻弄(ほんろう)された。「今も昔も大事なことは何も知らされねえ」。
弟の命日を前にミチさんは、情報を統制した軍部と情報開示に消極的な東電の姿勢が重なって見える。 (中山高志)

 「あの時は原爆、今度は放射能か」。閑静な住宅街の渡利地区は、福島第一原発から北西に飛散した放射性物質に覆われた。
原発まで六十キロ。避難の対象地域には指定されなかったが、事故から一、二カ月後にミチさん宅の庭を役所が測定すると
毎時一・七マイクロシーベルトの高線量を記録した。

 「八十五にもなって放射能って騒いでみても、しょうがねえ」。一人暮らしのミチさんは避難せずに自宅にとどまった。
周辺には除染をしないまま荒れ果てた田畑がそこかしこに。その光景に目をやると、やるせない思いが募ってくる。

 自宅から数百メートルの田で弟が命を落としたのは、一九四五年七月二十日の朝だった。

 「姉ちゃん、俺が行ぐから」。雲がたれ込め、今にも雨が降りだしそうな空模様。五つ年下の隆夫さんが蓑(みの)と笠(かさ)を
身にまとって田の草取りに出掛けた。見送ったミチさんが弟の言葉を聞いた最後となった。「なぜか寂しげな目をしてたな」

 落雷のような炸裂(さくれつ)音と地響きがした。米軍の爆撃機が投下した一発の火薬爆弾。
いろりの下座に腰掛けて地下足袋を履こうとしていたミチさんは、敷居まで吹き飛ばされた。
母と二人で近くの山に逃げると、弟が除草をしていた田から黒煙が上がっていた。

 「かあちゃん、隆夫やられた」。山を駆け降りたミチさん。爆風で水がなくなった底土の上に、
泥まみれで腹部をえぐられた遺体を見つけた。あまりの衝撃に泣くことすらできなかった。

>>2以降に続く)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)


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